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1988 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝子クローニングによるセパシア菌のヘモリジンの研究

Research Project

Project/Area Number 61570211
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

中澤 晶子  山口大学, 医学部, 教授 (40053053)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石橋 雅弘  山口大学, 医療技術短期大学部, 助手 (90176222)
安部 光子  山口大学, 医学部, 助手 (60107737)
Keywordsセパシア菌 / ヘモリジン / 遺伝子クローニング / クローニングベクター
Research Abstract

1.セパシア菌のヘモリジン産生株JN106の全DNAを用いて大腸菌でヘモリジン遺伝子のクローニングを試みた結果, 溶血性を示すクローンを得た. 溶血性に関与する遺伝子領域を決定し, ダイデオキシ法により, 大部分遺伝子領域のDNA塩基配列を決定した. この結果から, N末を欠く447個のアミノ酸配列を推定した. すでに報告されている. αヘモリジンの一次構造との相同性を検索したが, いずれとも相同性は見られなかった.
2.ヘモリジン遺伝子をセパシア菌で解析するために, セパシア菌の宿主・ベクター系の開発を行った. IncW群のpSaからシャトルベクターとして有用なpTS1209を作成した. 本プラスミドは, 自己伝達能はないが, 接合伝達のヘルパープラスミドpRK2013により, 大腸菌からセパシア菌へ伝達することができた.
3.ヘモリジンをウサギに注射し, 抗体を作成した. 本抗体は, ヘモリジン活性を特異的に阻害した. また, 他のセパシア菌2株が産生するヘモリジンは, いずれもJN106株のヘモリジンと共通の抗原性を持つことが示された.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 中澤晶子: 日本細菌学雑誌. 43. 255 (1988)

URL: 

Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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