1987 Fiscal Year Annual Research Report
病態肝の肝細胞Energy代謝からみたhormone insensitivityの改善に関する研究
Project/Area Number |
61570643
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Research Institution | 山梨医科大学 |
Principal Investigator |
菅原 克彦 山梨医科大学, 外科学第一講座, 教授 (90009944)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 秀樹 山梨医科大学, 外科学第一講座, 助手 (30181316)
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Keywords | 閉塞性基底 / 肝エネルギー充足率 / 幼脈血中ケトン体比 / hormone insensitivity / アミノ酸 / アラニン |
Research Abstract |
術後に〓〓をきたす症例の原因として1)術中の肝血流〓〓, 2)縫合不全などの感染症があって発病する2群に〓〓することが可能である. 前者では早期に意識障害, 腎不全におち入りやすく, 後者では発熱と総ビリルビン量〓10mg/dl〓〓の上昇後〓〓は急速に増強するが意識障害, 腎不全の発〓は遅いことが〓〓例の集〓から判明した. 何かの〓での〓〓も〓〓〓〓〓〓〓〓が明白にみられる機械的〓〓でなく非閉塞〓〓症例である. 総ビリルビの上昇に伴う肝臓以外の不全〓〓〓〓〓〓肝血液量低下が〓〓〓〓〓〓〓早期から多い傾向にあるが感染症〓原因した〓では不全臓器の〓〓多いことも指摘し得た. 肝臓のエネルギーレベルを表〓〓〓動脈血中ケトン〓〓と多臓器〓〓関連を比較すると総ビリルビン量が10mg/dlをこえると〓〓〓〓比は0.4〓〓に低下するにいたる. ケトン体比が0.4にいたると〓〓〓〓低下〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓となり血糖の調節が不可能となるほか, 血中アミノ, 酸の上昇とmolord rabioの低下にきたし基礎供給, 基質利用能の低下をみるにいた. 代表的な〓〓〓〓〓〓であるアラニンをはじめすべての血中アノミ酸の上昇をみるようになる. 筋蛋白崩壊によって新生され肝臓に供給されていたアミノ酸が肝臓で〓〓〓に利用されなくなってきたことを示唆するものと思われる. 血中C_3, C_4の〓体, 〓体像, フイグロネクチンもケトン体比の低下と相関し, 細菌貧食能の低下となってくる. また当然ながらエレドトキシン〓〓〓〓〓不全臓器〓が増加する結果となる. 組織等〓にこれら症例〓肝臓を検索すると肝細胞そのもの〓〓〓にはいたっていないが, 組み〓〓レベルに胆汁色素のうつ〓〓み, 電〓レベルでも微細器〓の障害がみられていない. 肝細胞のエネルギー代謝からみてATP生成能の低下が不可逆的低下に連つたものと考えられる.
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 山本正之, 菅原真彦: 日本〓〓協会法. 20. 2455-2459 (1987)
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[Publications] 山本正之, 菅原真彦: 〓. 58. 69-74 (1988)