1988 Fiscal Year Annual Research Report
アンギオテンシン代謝分解よりみた妊娠中毒症発症に関する研究
Project/Area Number |
61570787
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
水谷 栄彦 名古屋大学, 医学部, 助教授 (00159162)
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Keywords | レニンーアンギオテンシン / アミノペプチダーゼ / 妊娠中毒症 |
Research Abstract |
(1)レニン及びアンギオテンシンをラットに投与することによって高血圧状態を作り, 酵素(膜PLAP及びAAP)を投与し, 血圧降下を観察した. 同様の実験をSHR(Spontaneous hypertensive Rat)に対しても行ない, Ratに対する作用との差異を検討した. (2)妊娠中毒症に対するプロゲスチロン及びPLAP投与による治療の予備実験として, ラットにエストロゲン及びプロジエステロンを投与して, 胎盤の種々のアミノペプチダーゼとその血中への遊離酵素を測定し, エストロジエンとプロジエステロンの酵素への影響を観察した.
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 水谷栄彦, 古橋円, 倉内修, 今泉博充, 伊藤泰樹, 成田収, 友田豊: 日本臨床代謝学会記録. 24. 60-63 (1987)
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[Publications] S.Mizutani;H.Taira;O.Kurauchi;Y.Ito;H.Imaizumi;M.Furuhashi;O.Narita;Y.Tomoda: Exp.Clin.Endocrinal. 90. 206-212 (1987)
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[Publications] S.Mizutani;M.Furuhashi;H.Imaizumi;Y.Ito;O.Kurauchi;Y.tomoda: Med.Sci.Res.15. 1203-1204 (1987)
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[Publications] S.Mizutani;R.Yamada;O.Kurauchi;Y.Ito;O.Narita;Y.Tomoda: Arch Gynecol.240. 27-31 (1987)