Research Abstract |
1.昭和62年度研究経過. メニュール病, 前〓神経炎, めまいを伴う突発性〓聴, 良性発作性頭位めまい症, 中耳炎内耳炎及び急性末梢性前〓〓〓入院治療患者を対象として, 病状に応じて選択した運動訓練を実施, 治療効果の判定を考察した. (イ)運動訓練法:前年度の方法を臥位訓練(左右上下交互注視, 視標過跡, 頭位変化), 坐位訓練(頭部捻〓, 傾斜, 前後屈, 頭位変換), 直位訓練(置脚, マン, 単脚開閉直立, 50歩足踏み, 10m通常ならびに継歩歩行, 平均〓)に分類し, 患者の状態に応じて選択, 方法を教え, 自主的に実施するよう指導した. 立位訓練は本〓リハビリセンターを利用した. (ロ)めまい・平衡障害の定量化と治療効果の判定 a)めまいの尺度化:めまいなしから安静時めまいに嘔吐を伴うを10とし10段階評価とした. 安静時めまい8, 頭位・頭位変換時めまい6, 歩行時めまい4, 作業時めまい2, 一過性軽度めまい1, めまいなし0とし嘔吐2, 〓〓気分爽快を1としそれぞれ加算した. b)平衡障害の評価:注視〓〓, 開発〓〓, 頭位, 頭位変換眼〓, 足踏検査〓〓を中心として観察した. 重心動〓, 目発眼〓弛緩相平均速度, DKN緩〓相速度も一部に究施した. 前〓神経炎の見発眼〓弛緩相平均速度は1-4°/secであり, 一〓注視頭振りで患側頭捻りでの動〓視(一過性jumbling)の消失までのQ数は平衡リハビル異施により著明に〓縮した. (〓〓) c)治療効果評価:めまい・平衡〓〓の治療前後を, 絶対安静0, 自由行動+平衡リハビリを10とし10段階に分けて比較検討した. 2.昭和63年度研究予定:入院治療及び退院後長期観察を含め平衡リハビリの意味を統計学的に検討し報告する.
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