1987 Fiscal Year Annual Research Report
辺縁性歯周炎の組織化学的研究-モノクローナル法によるプロスタグランジン抗体の作製とその局在性-
Project/Area Number |
61570873
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Research Institution | Osaka Dental University |
Principal Investigator |
和唐 雅博 大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (20167216)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
筒井 正弘 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (90066960)
魚部 健市 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (40098009)
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Keywords | プロスタグランジン / モノクローナル法 |
Research Abstract |
プロスタグランジン(PG)E_2と牛血清アルブミン(BSA)を水溶性カルボジイミドを縮合剤として作製した抗原(BSA1モルに対しPG数モル結合したもの)を, Balb/Cマウスの腹腔に免疫し, PGE_2モノクローナル抗体の作製を行っている. 細胞融合は, 感作された脾細胞とミエローマ細胞をポリエチレングリュールを用いて行い, ハイブリドーマを作製している. スクリーニングは, 96ウェルプレートを用いELISA法で行った. すなわち, 抗原の合成と同様にして作製したPGE_2とポリリジンの縮合物を作製し, それを抗原として使用し, 培養上清と反応, つづいて酵素標識の2次抗体と反応させ, ABTSによ発色を行い, 吸光光度計にて陽性ウェルの測定を行っている. そして, 陽性ウェルのコロニーを大量培養し, Radioimmuno assayにてその特異性, 力価を検索したが, 特異性の高い, 高力価の抗体が得られていない. 現在, 免疫組織学的染色に適する抗体を得る為, 免疫方法(免疫回数, 抗原量, 免疫間隔), 使用するミエローマ細胞の種類スクリーニングの方法, およびクローニングの方法などにつき検討を行っている.
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