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1986 Fiscal Year Annual Research Report

活性化自己リンパ球輸注による抗腫瘍効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 61570961
Research InstitutionKanagawa Dental College

Principal Investigator

新藤 潤一  神奈川歯大, 歯学部, 教授 (10084758)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久米川 一浩  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (50170064)
大橋 三喜男  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (00160599)
笹倉 裕一  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (80121002)
山口 操  神奈川歯科大学, 歯学部, 構師 (80104438)
Keywordsnatural killer activity / lymphokine activated killer activity / immunopotentiator / adaptive immunotherapy
Research Abstract

1.OK-432によるマウス肝、脾細胞のNK活性の誘導。
BALB/CマウスにOK-432を投与し、in vivoでincubate後、肝ならびに脾細胞を取り出し浮遊細胞としたのち、これにNK活性感受性のYAC-1細胞と混合して【^(51)C】遊離試験を行ったところ、OK-432投与群では投与後36時間でそのピークがみられ、肝細胞では対照の5倍、脾細胞で3倍の活性の上昇を認めた。またNK細胞に対する抗体であるAsialo GM-1で前処理するとNK活性が消失することから本活性の誘導が確認出来た。
2.IL-2によるマウス脾細胞のLAK(lymphokine actiuated killer)活性の誘導。
BALB/CおよびAKRマウスより取り出した脾細胞をIL-2存在下(2単位/ml)で4日間培養し、これにLAK活性感受性のP-815、Meth-Aをtarget cellとして混合し培養したところ、ETratio 20:1の条件下で対照に比べ約30%活性の上昇が認められた。
3.OK-432のin vitroでのヒト末梢血リンパ球に与える影響について
(1)、DNA合成能に与える影響について
T細胞,B細胞,TB細胞混合のそれぞれの画分にOK-432を添加しDNA合成能を評価したところ対照に比べ、T細胞で3.52倍、B細胞で1.46倍(有意差なし)、TB細胞混合画分で6.21倍の亢進がみられ、主としてT細胞依存性のリンパ球の活性化が認められた。
(2).リンパ球亜群の変化に与える影響について
OKT3,4,8,抗原陽性細胞の出現率に有意の変化はなかったが、培養後72時間に於て、T細胞に於けるOKDR抗原陽性細胞(活性化Tリンパ球)の出現率に有意の上昇が認められた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 笹倉裕一: 日本口腔外科学会雑誌. 33. 32-42 (1987)

URL: 

Published: 1988-11-10   Modified: 2016-04-21  

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