1986 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
61570993
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
中川 昌子 千葉大, 薬学部, 助教授 (40009171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日野 亨 千葉大学, 薬学部, 教授 (10009160)
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Keywords | (±)-スフインゴシン / セラミド / ニトロアルコール / アルドール反応 |
Research Abstract |
1.スフインゴシン類の合成-ミリスチルアルコールから下記に示されるように9行程で(±)-スフインゴシンを合成する方法を開発した。この合成法を利用すれば更に種々のセラミド類の合成が可能となった。 2.セラミド【4!〜】の合成-アミン【1!〜】を種々のカルボン酸と脱水縮合しアミドとした後にアセトナイドを加水分解するとセラミドが得られることが判った。例えば塩化パルミトイル【3!〜】を【1!〜】と縮合した後、トシル酸触媒で加水分解すると、セラミド【4!〜】が得られた。他の酸との縮合も同様に進行し、対応するセラミドが得られた。 3.セレブロサイド【B_1】を合成するためにζ-ブチルラクトールと〔【CH_3】【(CH-2)-9】P【Ph_3】〕ByとのWittig反応を種々の条件で検討し【CH_3】【(CH-2)-8】=^^OHの合成条件を確立した。
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