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1987 Fiscal Year Annual Research Report

運動の楽しさに関する実証的研究-小学校における各運動教材の楽しさの因子構造とその感じ方について-

Research Project

Project/Area Number 61580107
Research InstitutionHyogo University of Teacher Education

Principal Investigator

千駄 忠至  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60137304)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 畑野 裕子  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助手 (80167585)
Keywords楽しさ / 尺度 / 運動教材 / 因子構造
Research Abstract

61年度は, 陸上運動(14因子)ボール運動(10因子)水泳(13因子)器械運動(11因子)体操(12因子)表現運動(15因子)の楽しさを明らかにした. 62年度は, これら教材の楽しさを定量的に測定するための教材毎の楽しさ尺度の作成を試みた.
各教材毎に, それぞれの楽しさを表す項目陸上運動(32項目)ボール運動(28項目)水泳(48項目)器械運動(25項目)体操(29項目)表現運動(32項目)を設定し, 主因子解法による因子分析を行った. そして固有値1.0以上の因子に対しノーマルバリマックス法による直交回転を行った.
その結果
1.陸上運動の楽しさ尺度は, 達成, 挑戦, 指導性, 充実の4因子から成り, これらの因子は20項で構成された.
2.ボール運動の楽しさ尺度は, 理解, 達成, 主体的活動の3因子から成り, これらの因子は13項目で構成された.
3.水泳の楽しさ尺度は, 達成, 脚光, 工夫, 環境, スリル, 親和, 向上の7因子から成り, これらの因子は14項目で構成された.
4.器械運動の楽しさ尺度は, 達成・承認, 工夫, そう快の3因子から成り, これらの因子は12項目で構成された.
5.体操の楽しさ尺度は, 主体性, 成果, 達成, 指導性の4因子から成り, これらの因子は16項目で構成された.
6.表現運動の楽しさ尺度は, 達成, 想像, 脚光, 指導性の4因子から成り, これらの因子は, 16項目で構成された.
水泳, 陸上運動の楽しさ尺度は6年生の授業に適応し, 信頼性, 妥当性を検討した. また, 6教材の楽しさ尺度と体育授業の楽しさ尺度の比較をし, 類似点, 相違点を検討した.

URL: 

Published: 1989-03-20   Modified: 2016-04-21  

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