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1986 Fiscal Year Annual Research Report

教育用分子モデリングシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 61880027
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

鈴木 弘  東大, 教養部, 教授 (00012229)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉村 伸  東京大学, 教養学部, 助手 (20182818)
小川 桂一郎  東京大学, 教養学部, 助手 (50114426)
竹内 敬人  東京大学, 教養学部, 教授 (80012384)
Keywordsコンピュータ / 分子モデリング / 分子構造
Research Abstract

コンピュータによる分子モデリングの有用性は最近広く認識されるようになり、そのためのシステムがいろいろと開発されつつあるが、それらは完全に研究目的のものであったり、非常に高価な装置を必要としたり、あるいは、ごく簡単な機能だけしかなかったりして、教育用としては必ずしも適当ではなかった。本研究の目的は、信頼性が高く、機能が豊富で、操作性にすぐれ、かつ、比較的低価格の装置を用いる教育用分子モデリングシステムの開発にある。
このシステムは、32ビットのマイクロプロセッサを塔載したエンジニアリングワークステーションVAXstation1GPX(本研究の昭和62年度継続分計画調書には、導入するエンジニアリングワークステーションをバーテックス社VERNET1000Aとしたが、計画調書作成後、この機種には致命的な問題のあることが判明したため、当初の計画に沿ったDEC社VAXstation1GPXに戻した。)上に、今やエンジニアリングワークステーションの標準的オペレーティングシステムとなりつつあるUNIXをオペレーティングシステムとして構築することに決定した。
今年度は、目的とする分子モデリングシステムを支えるハードウェアおよびソフトウェア環境の整備に最重点をおいた。すなわち、エンジニアリングワークステーション上でUNIXが完全に稼動すること、マルチタスク・マルチウィンドウが使えること、多数の周辺機器(レーザービームプリンタ,プロッタ,デジタイザなど)および通信回線との接続と、そのためのインターフェースプログラムの開発である。また、分子構造の3次元表示部分の基本的ルーチンについて、GKSを利用したプログラムの開発に着手した。来年度は、これらの成果を基に、分子モデリングシステムの中核部分の開発を行う予定である。

URL: 

Published: 1988-11-09   Modified: 2016-04-21  

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