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1988 Fiscal Year Annual Research Report

工学教育へのニューメディア導入による新教育法モデル開発

Research Project

Project/Area Number 61880030
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

阿部 美哉  放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30151111)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 濱野 保樹  放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70156412)
小島 栄樹  函館工業高等専門学校, 教授 (40042048)
西村 久孝  富山工業高等専門学校, 教授 (10042805)
都倉 信樹  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10029423)
坂元 昂  東京工業大学, 工学部, 教授 (00016338)
Keywords工学教育 / ビデオ教材 / CAI教材 / コンピュータ通信 / ニューメディア / ビデオディスク / 教育モデル
Research Abstract

1.工学教育のための新教育法モデルの理論的考察を行い、教科と教育メディアの対応を明確にし、構造化をはかった。工学教育における教科区分として工学基礎、専門基礎、専門基幹、専門展開、専門関連、工学一般等に分類化されうる。また教育メディアとして、印刷教材、音声、スティル画像、ムービー画像、コンピュータ等に類型化される。また、工学教育は、講義によって原理の理解を進め、実験実習によって知識を体験的に根付かせ、さらに演習によって各人の理解を定着させるのが特徴であるため、教科区分と授業形態の有機的な結び付きも、深く考慮されているのが特徴である。
2.次に現在までに検討した教材として、OHP、ビデオフロッピィなどのスティル教材が従来の工学分野等の資料展示方法として、利便性、効果性が優れているとされているか、ビデオなどのムービー教材、CAI、コンピュータ通信などのコンピュータ教材、すなわち、ニューメディアを積極的に取り入れてシステム化をはかることにより、一層の効果が生まれうることが実証されている。その為、映像情報とコンピュータ情報が統合され、コンピュータ制御する対話型ビデオディスク教材を製作し、新教育モデルの検証を行うことを最終年度の目標としている。
3.工業高専に実験的に設定したニューメディア研修室のひとつは、生徒がグループとして、モニターテレビ、パソコン端末および黒板を利用し、個別に印刷教材およびノートを管理できる配置とした。もうひとつは、40名の学生が個別にビデオおよびパソコンを操作できる形態となっている。それらはシステムとして、カリキュラムの統合化、プログラム学習、映画メディアとパソコン通信の利用等による遠隔双方向型の教育形態をとるのが特色である決定的てはないが、工業高専教育を高度に効率化し、効果を高めたモデルとして提示できたと考えられる。

URL: 

Published: 1990-12-18   Modified: 2016-04-21  

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