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1987 Fiscal Year Final Research Report Summary

漢字圏諸国における法律用語の国際的比較研究

Research Project

Project/Area Number 62045027
Research Category

Grant-in-Aid for Overseas Scientific Survey.

Allocation TypeSingle-year Grants
SectionUniversity-to-University Cooperative Research
Research InstitutionFACULTY OF LAW, KYUSHU UNIVERSITY

Principal Investigator

近藤 昭三  九州大学, 法学部, 教授

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 崔 載勲  前釜山大学校, 総長
王 鉄崖  北京大学, 国際法研究所長, 教授
今里 滋  九州大学, 法学部, 助教授 (30168512)
高見 勝利  九州大学, 法学部, 教授 (70108421)
菊池 高志  九州大学, 法学部, 教授 (20078265)
横山 晃一郎  九州大学, 法学部, 教授
徳本 鎮  九州大学, 法学部, 教授 (60037059)
高林 秀雄  九州大学, 法学部, 教授 (40081153)
Project Period (FY) 1987 – 1989
Research Abstract

本研究計画は, 漢字圏諸国間における法律用語の比較対象を通して, 対象国相互の用語の対応関係を体系的に整理し, その異同をあきらかにしようとするものである. 作業は, 対象国の現行法令を基礎として, 法律用語を専門分野ごとに比較対照し, 用語の対応関係, 用語概念の異同を確定し, データベース化を試みる. これは対象国の法発展過程での相互の影響, 法文化比較研究のための基礎をつくるものである.
本研究計画の課題とする法律用語の対照については, 中国・韓国ともにその意義・必要性について認識を共通にし, 計画推進に強い意欲をもっている. 本年度の相互訪問調査・討議により, 研究推進の体制を確立することができた. すなわち, 日本における法律用語をベースにして対照事項目を選定し, 中国・韓国における検討が開始された.
中国・韓国における現地調査により, それぞれの基本的文献資料を入手し, 比較対照のためのカード作成に着手し, 各分野ごとの対照がおこなわれた. これにより, 次年度以降の作業において相互の概念の異同を明確にすべき事項の抽出がおこなわれた. また, データベース化のための基本的技法を確立することに成功した. 次年度においては, これにより対照項目のデータ入力をすすめることになる.
中国・韓国ともに政治社会改革の九進展がみられ, これにともなう法制改革が進行中であること, そのなかで多くのあらたな問題が発生していることが確認された. これらは本計画の推進にも大きな影響を与えるものであり, 次年度以降の現地調査および相互討論によって解明されるべき課題となる.

URL: 

Published: 1989-03-30   Modified: 2016-04-21  

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