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1988 Fiscal Year Annual Research Report

長寿社会に向けての咬合学の体系化に関する総合研究

Research Project

Project/Area Number 62300018
Research InstitutionTOKYO DENTAL COLLEGE

Principal Investigator

関根 弘  東京歯科大学, 教授 (10085714)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 定宏  朝日大学, 歯学部, 教授 (40076005)
長谷川 二郎  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (10064809)
中田 稔  九州大学, 歯学部, 教授 (40014013)
中後 忠男  岡山大学, 歯学部, 教授 (40064654)
藍 稔  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (00013889)
Keywords咬合 / 成長・発育 / 加齢変化 / 遺伝因子 / 環境因子 / 咬合の維持 / 咬合の破綻 / 老化
Research Abstract

咬合をめぐる課題は、歯科医学の各専門分野において古くから研究が進められてきたが、それらは咬合に関する形態的なあるいは機能的な生体の仕組みについての研究から予防や治療等の臨床的な研究にわたっている。また欧米では咬合学の講座や臨床科も設けられている実績もあり、また、近年になってGnathologyが研究や臨床に貢献した事実も周知のところである。
しかしこのような歯学を特徴づける中心的課題は、各専門領域の間に横たわる関連性を明確にしていくことと同時に、構造や機能を追及する上でも、また好ましい咬合を形成し、かつそれを長期に維持させるためにも、さらに破綻をきたした咬合を改善・回復によつて再構築することについても、成長・発育・成熟、老化という加齢的視点から把握し、総合的に体系づける必要があると思われる。
すなわち、咬合には形態・機能いずれの要因にも生理的な加齢変化が起こり、それが病的変化の誘因となったり病的変化を促進させることにもなる。長寿化した国民の生涯を通しての好ましい咬合の維持を目差すとき、また、発育や形成の異常への対応はかる場合にも、加齢的視点から把握することと同時に合理的な体系付けを行なって、必要な未知の事象を明らかにしていくことが大切であろう。
本研究の研究方針としては、研究分担者の専門領域を基礎として、複合領域にまたがる事項を重点的に検討することとし、研究方法としては内外における関連課題の文献調査とその分析を主体とした。最終的な研究成果としては、咬合学に関する体系化としての関連事項の整理と、これらの個々の事項についての分析である。

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Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

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