Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大岡 忠一 東京都立大学, 理学部, 助教授 (10087124)
桑沢 清明 東京都立大学, 理学部, 教授 (10015589)
山上 健次郎 上智大学, 生命科学研究所, 教授 (50011474)
山口 武雄 愛媛大学, 教養学部, 教授 (20166614)
浅島 誠 横浜市立大学, 文理学部, 教授 (00090564)
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Research Abstract |
文部省学術用語審査委員会で討議,審議され決定された用語(動物学)について整理を行い,コンピュータに入力して印刷した. この後,本研究の代表者である主査(小林英司教授)に一任されている細部の微調整を関連諸学会(日本植物学会,遺伝学会,生物教育学会など)と行い, 整合性をとった. 特に植物学用語集との関連性,中・高校教育の現場で混乱をまねかないよう充分な討議と調整がなされた. これらの調整後,訂正用語並びに追加用語について再入力し,コンピュータで出力印刷を行った. これら最終稿を全国の約200名の分担者,協力者に配布した. 本学術用語集は英和編18000語について最終調節を終えた後,コンピュータ出力によって,和英編を印刷した. その後,何回か総括班会議,分担者会議をひらいて,各々の用語について,学術用語集としての編集作業を行った. これらの一連の作業によって第1部(英和編),第2部(和英編)を再び分担者,総括班員に送って,ミススペルの訂正,同義語,同異語の整理を行って,英和編,和英編の語について校了とした. またこの用語集につける「まえがき」「序」「編集経過」「用語関連法令」「関係者名簿」などの作成も行い,コンピュータ入力,校正,訂正などして,校了して最終稿をつくった. また動物学編の参考として掲載される「動物分類名」を作成した. これについては動物分類学会および分類に関する専門家や有識者に色々な意見を伺い,連絡を密にとって,現状として最も標準的な分類表および分類名を作成した. これによって教育やよび研究上に多大な有意義な効果がもたらされるものと思われる. 以上により, 学術用語動物学編のすべての編集作業を終了, 発売元の丸善(株)と印刷に向けて最終資料が完成した. 次年度に向けて,この用語集の完成と適切なルートによって印刷・発行を行って広く晋及をはかる本年度の目的は当初の計画通り行なわれた.
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