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1988 Fiscal Year Annual Research Report

看護の質的向上と患者レアシステムの検討-プライマリーナーシングと看護の内容の分析-

Research Project

Project/Area Number 62304055
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

見藤 隆子  東京大学, 医学部, 教授 (00086266)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 菅田 勝也  東京大学, 医学部, 助手 (20143422)
南沢 汎美  東京大学, 医学部, 助手 (70010072)
竹尾 恵子  東京大学, 医学部, 助教授 (00114538)
野村 紀子  北里大学, 看護学部, 助教授 (20265094)
池田 明子  北里大学, 看護学部, 助教授 (90090399)
Keywords看護業務 / ケアの評価 / プライマリーナーシング
Research Abstract

昭和63年度「看護の質的向上と患者ケアシステムの検討」に関する研究は、62年度に引きつづき、メンバーの構成・分担は変りなく調査・解析が進められた。63年度に実施した大きな調査はナースの業務内容・量に関するタイム・スタディである。62年度末に実施した業務内容・量調査により、小児科病棟におけるプライマリーナースとその他のナースの働き方、ナースと患者との接触時間等に関しては解析が現在進行中である。今回は更に時間間隔を細かく5分間隔としてワーク・サンプリングを行ない、プライマリーナースとチームナースの業務に関する質と量の比較のためのデータ収集を試みた。場所は北里大学病院産科病棟で、チームナーシングを行っている3B病棟(主に分娩直前及び褥婦のケアを行う)と新生児室、並びにプライマリーナーシングを行っているNeonatal Inteusive Care Unitにおいてであった。実施期間は12月末の一週間で、日勤及び準夜勤帯に行った。ケアする対象及び対象者の状況・ナースの背景はそれぞれ異なっており、直接的な比較は危険であり、慎重を期さねばならないが、データの充分な解析により、プライマリーナースの働き方とチームナースの働き方の間に、どのような質・量の差異があるかを推定することができると考える。現在調査データをコーディング中である。
次に新生児の母親に質問紙を配布して、新生児のケアに関して母親の満足度を調査した。ケアに対する患者の満足感を評価することはケアの評価につながる大切な事柄であるが、新生児ケアにおける母親の満足度調査にはどのような質問内容・項目が適切であるかを検討するためのパイロットスタディとしてこの調査を位置づけ検討する予定である。同時に一般病棟における成人・内・外科系の患者に対しても、看護ケアへの満足度調査を実施して、患者の満足度の評価方法の検討を進めている。

URL: 

Published: 1990-03-19   Modified: 2013-06-18  

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