1987 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
62308030
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
大村 恒雄 九州大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80029933)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 民朗 東北大学, 抗酸菌病研究所, 教授 (40006101)
山野 俊雄 国立循環器病センター研究所, 名誉教授・客員研究員 (40028270)
加藤 隆一 慶応義塾大学, 医学部, 教授 (40112685)
片桐 正之 金沢大学, 理学部, 教授 (30019442)
奥田 九一郎 広島大学, 歯学部, 教授 (80034156)
|
Keywords | チトクロームPー450 |
Research Abstract |
本研究は, チトクロームPー450についての基礎的研究に専念している国内の代表的研究者によって組識され, 我が国においてのチトクロームPー450とその関連分野の研究を推進するために昭和63年度に発足予定の重点倹域研究「チトクロームPー450の分子生物学」の発足準備を行うことを目的とした. 昭和62年9月19日に大阪で研究代表者及び研究分担者全員が出席して会合を開き, 先に文部省に提出した重点領域研究申請書に基いて研究組識, 研究計画の再検計を行った. その結果, 計画研究班としては, Pー450の発現と細胞内動態について研究する「発現の分子機構」研究班と, Pー450の分子構造と反応について研究する「機能の分子機構」研究班とを設けることとし, それぞれの研究班の班長としては本研究班の研究分担者である藤井及び石村を伝定することが合意された. 又, 重点領域研究全体について計画及び評価を行うための総括班も設けることとし, その班長には本研究の代表者である大村が予定された. その後は, 大村, 石村, 藤井の3名が度々会合し, 必要に応じて他の研究分担者とも会合, 文書によって連絡をとり, 重点領域研究の計画の細目について検討を進めた. その結果, 研究計画について本研究班としての合意を得ることができたので, 総括班,「発現の分子機構」研究班, 「機能の分子機構」研究班のそれぞれについて, 各班の代表予定者が計画調書を作成し, 昭和63年度重点領域研究として申請を行った. この申請により本研究の主要な目的は達成されたが, 申請後も大村, 石村, 藤井は必要に応じて会合し, Pー450研究の現状の分析と今後の課題について検討を行った.
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] 大村 恒雄: Journal of biochemistry. 102. 559-568 (1987)
-
[Publications] 石村 巽: Journal of Biological Chemistry. 262. 4549-4556 (1987)
-
[Publications] 藤井 義明: Nucleic Acids Research. 15. 4179-4191 (1987)
-
[Publications] 加藤 隆一: Journal of biological Chemistry. 262. (1987)
-
[Publications] 奥田 九一郎: Journal of Biological Chemistry. 262. 7646-7650 (1987)
-
[Publications] 渡辺 民朗: Archives of Toxicology. 60. 52-58 (1987)