1988 Fiscal Year Annual Research Report
ラットを用いたスキナー箱場面と迷路場面における空間情報処理過程の研究
Project/Area Number |
62450019
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
佐藤 方哉 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10051278)
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Keywords | ラット / 迷路 / スキナー箱 / 刺激性制御 / 空間記憶 / 触覚 / 聴覚 |
Research Abstract |
迷路走行行動の刺激性制御を形成するため, 1.手掛りとして触覚的な刺激を与える場合は, 十字型迷路の分岐点にエサの置かれている方向を示す刺激が固定され, これに従って右と左とまっすぐ方向の走路を選択することが3ひきのラットで形成された. 更に, 十字型迷路から複雑な格子型迷路へと移行し, 刺激の数を増加して行く予定である. 2.音刺激を用いて, エサのある場所を指定する場合は, 出発地点で刺激が呈示され, それぞれの走路端でエサが自動的に与えられる実験装置を製作し, 実験を開始できる段階となっている.
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