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1987 Fiscal Year Annual Research Report

高齢化社会における老齢者の社会的適応〜老齢問題への福祉計画〜

Research Project

Project/Area Number 62450026
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

竹中 和郎  筑波大学, 社会科学系, 教授 (70066182)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 関口 礼子  図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (80100915)
岩瀬 庸理  筑波大学, 社会科学系, 助教授 (30066287)
F.Q クオ  筑波大学, 社会科学系, 外国人教師
Keywords中国の老齢者問題 / 社会体制と高年齢化社会 / カナダの老齢者問題 / 中国老齢者研究資料 / 高齢化社会
Research Abstract

本年度は中国吉林省およびカナダバンクーバーのそれぞれにおける大学・研究機関と連絡をとりつつ調査の実施をみた. カナダに関しては, 以前からひき続き行なわれていた調査と関連させたものである. 調査対象としては特に, 中国の老齢者に主眼を置き, クエッショネアーによる質問を行なった. 吉林省で集めることのできに標本数は約250である. これは, 今世気初めての中国老齢者の実態を把握するべく行なわれた調査であり, その成果を期待している. 既にコンピューターにより, 回答結果を統計表になおす作業を終え, 来年度の分析に備えている. 今年度の計画では, 北京市及び上海市の老齢者についても調査を試みたいと考えているが,政治的理由による支障のため, 最終段番で, 100%調査活実施される可能性を得ていない. 調査の主題は, 1.高齢化社会にむかう先進資本主義社会=脱工業化社会と,近代化の遅れた伝統的な国家社会制度国民との間の相違を生ずるか. 2.社会主義社会は,内包する高齢化の問題をどのように脱皮しようとするのか について把握するための, ファーストハンドの資料(これまでは入手できなかった)を得ることである. これらを知るうえで, 最も有効な資料が収集できるものと期待している. 併わせて, こうして集められた中国の資料と, 先進資本主義国カナダとの中間に位置する日本との比較研究を試みる次第である. 協力体制は潤濶で,中国側の資料収集状況は良好である.

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 竹中和郎: 社会ジャーナル,頸草書房. (1988)

  • [Publications] Kazuro.K;Takenaka他編: "″The Problem of Senior Citizen in the Post Industrial Society″-Canada and Japan-" 筑波大学社会科学研究室, 300 (1988)

URL: 

Published: 1989-03-30   Modified: 2016-04-21  

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