1988 Fiscal Year Annual Research Report
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62460156
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| Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
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Principal Investigator |
安田 進 九州工業大学, 工学部, 助教授 (90192385)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜田 政則 東海大学, 海洋学部, 教授 (30164916)
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| Keywords | 液状化 / ライフライン / 地震 / 耐震設計 |
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| Research Abstract |
新潟地震や日本海中部地震の際、地盤の液状化に起因して、上・下水道、電力、ガス、通信などのライフラインは大きな被害を受けてきている。しかしながら、その被害を受けるメカニズムについては、これまであまり明らかにされてきていない。本研究はこの点について研究を行なってきている。
初年度の昨年度ではまず被害事例を収集し、液状化とライフラインの被害の間の定性的な研究を行なった。また、被害に大きな影響を与えていると考えられた地盤の永久変位の発生原因を調べるため模型振動実験を行なった。埋設管に対する地盤の拘束力と液状化の関係を調べるための模型振動実験も行なった。これらに引続き、本年度は次のような研究を行なった。
(1)日本海中部地震の際の水道管の被害について被害状況を詳しく調べ、一方、永久変位の分布から地盤に発生したひずみも計算して、両者の関係を検討した。その結果、永久変位により地盤に引張りひずみが生じた箇所では、埋設管に引張り方向の被害が生じていたことなどが明らかにされた。
(2)埋立地や河川沿いでは護岸の崩壊により、近傍の埋設管も被害を受け易いが、この護岸に加わる土圧が液状化に伴ないどのように増加するか、またさらに永久変位との関連はないか調べるため、模型振動実験を行なった。その結果、液状化により土圧が大きく増加することなどが明らかにされた。
(3)液状化に伴なう地盤の永久変位を予測する解析手法を考案し、それを用いていくつかの地盤タイプに対する永久変位量の発生を予測した。また、それに対する対策工法もいくつか考案し、その効果についての解析も行なった。
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[Publications] 安田進: 地盤と土構造物の地震時の挙動に関するシンポジウム発表論文集(土質工学会). 189-196 (1989)
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[Publications] 安田進: 土質工学研究発表会講演集. (1989)
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[Publications] 安田進: 土質工学研究発表会講演集. (1989)
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[Publications] 安田進: 土質工学研究発表会講演集. (1989)
