1988 Fiscal Year Annual Research Report
ホスファジルイノシトールキナーゼ活性調節機序の解明
Project/Area Number |
62480454
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
竹縄 忠臣 東京都老人総合研究所, 薬理学部, 部長 (40101315)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
深見 希代子 東京都老人総合研究所, 薬理学部, 助手 (40181242)
本間 好 東京都老人総合研究所, 薬理学部, 研究員 (60192324)
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Keywords | ホスファチンジルイノシトールキナーゼ / 膜結合 |
Research Abstract |
ラット脳より膜結合PIキナーゼを精製した。まずTritonX-100で可溶化後、Q-Sepharose.F.F.celluroce、Toyo pearl HW 55及びAff Gel Blueにて電気泳動的に単一にまで精製した。specific Activityは150nmol/min/mgタン白で11,183倍に精製された。分子量は8万でPIのみを基質とした。PI及びATPに対するKm値は115μmと150μmであった。更に本酵素の性質を明らかにすべくcDNAのクローニングを試みた。まず酵素を大量精製し、リヂルエンドペプチターゼで分解した後、C_<18>逆相カラムにかけた。分離してきたオリゴペプチドのアミノ酸組成を気相シークエンサーで決めた。常法によりそれに相当するオリゴヌクレチドを合成、ラット脳cDNAライブラリーよりPIエキナーゼをコードするcDNAをクローニング中である。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] R.Suzuki;T.Takenawa: J.Biochem.102. 447-150 (1988)
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[Publications] I.Uno;K.Fukami;H.Kato;T.Takenawa;T.IShikawa: Nature. 33. 188-190 (1988)
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[Publications] H.Kato;S.Kawai;T.Takenawa: Biochem.Biophys.Res.Commun.154. 959-966 (1988)
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[Publications] A Yamakawa;T.Takenawa: J.Biol.Chem.263. 17555-17560 (1988)
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[Publications] 山川彰夫、竹縄忠臣: 病態生理. 6. 80-85 (1987)
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[Publications] 竹縄忠臣: 膜. 12. 191-199 (1987)
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[Publications] 竹縄忠臣: 基礎老化研究. 11. 9-13 (1987)