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1987 Fiscal Year Annual Research Report

線虫の神経系変異種を用いた神経系の形態形成に関する分子遺伝学的研究

Research Project

Project/Area Number 62480462
Research InstitutionToyohashi University of Technology

Principal Investigator

SHAHID Saeed SIDDIQUI  豊橋技術科学大学, 体育保健センター, 助教授 (60192118)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安田 八郎  豊橋技術科学大学, 体育保健センター, 助手 (20200503)
KeywordsC.エレガンス / 線虫 / チューブリン / McAbs / 神経走行遺伝子 / 神経系の形成
Research Abstract

本研究の目的は神経への成長および神経走行, つまり神経の形態形成に関する細胞・分子レベルでのメカニズムを明らかにすることである. 実験材料としては, 全神経系の発生・分化および神経細胞の位置・連結が既知である線虫C.エレガンスを用いる. 本年度の研究では, チューブリンに焦点を絞り, この蛋白質の発現と神経の形態形成の関係を明らかにするため, まず10種類のチューブリンαとβ分子種を等電点電気泳動法を用いて分離した. つぎに, これをニトロセルロース膜に転写し, 抗チューブリン抗体(McAbs)を用い, 抗原抗体反応を行ない, イムノブロッド法によって, 神経系に特異的に反応する分子種を分離した. また, チューブリン分子種の局在分布を免疫組織化学的に解析した. つぎに, 抗チューブリンモノクローナル抗体を用いて神経系変異株11種をスクリーンした. これらの変異株においては, 胚の時期と成虫の時期における神経系の走行に異常が見られた. 次年度においては, その解剖学的特徴を光学顕微鏡レベルで, また更に, 電子顕微鏡レベルで明らかにしたい. また, 抗体を用いてジュノミックDNAまたは, cDNAライブラリーから遺伝子のクローニングを行なう予定である.

URL: 

Published: 1989-03-30   Modified: 2016-04-21  

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