1988 Fiscal Year Annual Research Report
イギリスの大学と帝国植民地との教育交流に関する歴史的研究-オックスフォード大学「ローズ留学基金」の性格と意義-
Project/Area Number |
62510151
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
安原 義仁 広島大学, 教育学部, 助教授 (00093823)
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Keywords | セシル・ローズ / 留学 / オックスフォード大学 / 南アフリカ / 植民地 / 大英帝国 / 教育交流 |
Research Abstract |
本年度は以下の2つの点に沿って研究を実施した。 1.62年度の作業の継続 (1)「ローズ留学基金」や英国植民地教育政策史に関する主要先行研究の分析・検討 (2)セシル・ローズが生前に書いた7つの遺言状の分析による。「留学基金」設立の目的・意図・財源・基金の受給資格・条件・留学生の選考方法等の解明。 (3)ローズ留学生のプロフィールと留学帰国後の社会的活動・経歴についての整理・解明。 2.以上の作業に基づく「ローズ留学基金」の基本的性格とその歴史的意義の探究、およびそれを通じてのイギリス大学と帝国植民地との教育交流の一端の具体的解明。
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