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1987 Fiscal Year Annual Research Report

敬語行動変容に関する社会言語学的研究

Research Project

Project/Area Number 62510229
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

真田 信治  大阪大学, 文学部, 助教授 (00099912)

Keywords言語行動 / 待遇表現 / 方言の変容 / 録音文学化資料 / イディオレクト
Research Abstract

今日のいわゆる高度情報社会への移行に伴い, 地域住民の社会関係の様式も各地で大きく変化していることが認められる. 敬語形式の運用規準においてもまたしかりである.
本研究はこの側面を検証することを目的に, そのモデルケースとして, 最近の社会的変化が特に著しい北陸地方を対象として, 敬語行動の具体的な様相をフィールドワークによって跡づけしようとするものである.
今年度行なった作業, 調査, 分析は, 次のようである.
1 調査方法, 調査項目の検討のために, 日本における敬語行動に関する社会言語学的研究文献をリストアップし, カード化した.
2 敬語行動の変容をとらえる事例研究として, 対象地を, 富山県の西南部地域に指定し, 東礪波郡上平村において, 各場面設定のもとに, 老年層各人の談話を数時間分収録し, 文字化を行なった.
3 2つの地域で成育した一個人(1924年生まれ・女性)のイディオレクトの一部(用言関係)を記述し, 『越中五箇山方言語彙-状態・存在に関することば-』を作製した.
4 2および3の調査で得られたデータを分析, かつての調査報告と比較対照しつつ検討した.
5 かつての調査で得られていたデータについて, 新たに〈待遇表現にかかわる新形受容の属性差〉といった視点からの分析をほどこし, 報告書を作成した.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 真田信治: "越中五箇山方言語彙-状態・存在に関することば-" 私家版, 54 (1987)

URL: 

Published: 1989-03-20   Modified: 2016-04-21  

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