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1987 Fiscal Year Final Research Report Summary

電子計算機による『玉塵抄』総索引作成の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 62510233
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 国語学
Research InstitutionAoyama Gakuin Women's Junior College

Principal Investigator

出雲 朝子  青山学院女子短期大学, 国文学科, 教授 (60084208)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 豊島 正之  北海道大学, 文学部, 助教授 (10180192)
Project Period (FY) 1987 – 1988
Keywords『玉塵抄』 / データ形式 / 互換性(可搬性)
Research Abstract

61年度の研究によって入力された『玉塵抄』巻一のデータに, 校正を加え, 併せてデータ形式を再検討した. この結果, 朱引に就ては, 煩雑な原稿の原因であるだけでなく, 入力し終った段階で, 整形したデータ形式としても, 複雑で読みにくい出力となる事が明らかになったので, これを削除(無視)する事と方針を変更した.
その他の点は61年度の形式をほぼ踏襲して, 巻七の原稿化を行い, 入力し, 昨年度同様索引を作成した.
しかし, この過程で, 過年度より一貫して維持して来た線状的(linear)データ形式の限界が明らかになり, 多次元の情報を絡納し得るデータ形式への変更を検討しつつある. 多次元データ形式は, 実際の処理面では, 複数のファイルを同時にオープンして, そこから情報を取り出しつつ, 出力ファイル(複数)を処理する事になる為, ソフトウェアの互換性, 及びデータファイルの管理の面で, 極めて慎重な設計を必要とし, 本年度では成案を見なかった. 但し, この試行錯誤の過程で, いくつかの有力案を得ているので, 来年度での実現を期したい. 尚, 過年度・本年度に作成したデータは, 勿論この新形式に容易に変換出来る筈である.
この様な複雑なデータ形式の処理の為のソフトウェアの作成は, 本年度購入したマイクロコンピュータ, そのソフトウェア(Cコンパイラ)を利用して順調に進み, 日本語データの処理は, 大型機各種, マイクロコンピュータ各種のどれでも全く同一のソースプログラムが動作する様なライブラリの開発に成功した. (但しプリンタ等の出力機器制御に未だ少し問題を残す). これによって蓄えた互換性維持の為のテクニックを活用して, 来年度の新データ形式の実現を検討中である.

URL: 

Published: 1989-03-20   Modified: 2016-04-21  

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