1988 Fiscal Year Annual Research Report
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62570297
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| Research Institution | KEIO UNIVERSITY SCHOOL OF MEDICINE |
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Principal Investigator |
秋月 正史 慶應義塾大学, 医学部 内科, 助手 (30112676)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山縣 元 国立療養所村山病院, 内科 (90112698)
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| Keywords | 膠原病 / SSーB抗原 / cDNA / クローニング |
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| Research Abstract |
細胞核成分と反応する抗核抗体は膠原病を自己兔疫疾患とする基本的特徴で, (1)抗核抗体の特異性と膠原病臨床像との密接な関連, (2)抗核抗体には関連症状に先行し検出されるものがあることなどが示されている. これらの成績は抗核抗体の産生は単なる組織障害や炎症の副産物ではなく膠原病の基本的疾病過程にかかわることを強く示唆する. 抗核抗体の産生機序を追求していく上で対応抗原の物理生化学的性状や生物学的機能の解明は極めて大切と考えられ膠原病の乾燥症状と関連する抗SSーB抗体と反応するSSーB抗原を精製しN末より第23番までのアミノ酸列を決定した.
本年度はSSーB抗原cDNAのクローニングを目標とし以下の成果を得た.
(1)SSーB抗原Oligo合成DNA:SSーBのアミノ酸配列よりプローブDNAを固相法で合成し高速液体クロマトグラフィーで精製した.
(2)mRNA:摘出直後に液体窒素で凍結した胸腺細胞よりpoly(A)^+RNA(mRNA)を精製した.
(3)CDNAライブラリー:分離したpoly(A)^+RNAを鋳型としcDNAを合成しpoly dGーdCテーリング法でクローニングベクターpAT153に挿入,×1776に形貨転換しcDNAライブラリーを作製し得た.
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[Publications] 秋月正史: Medical Immunology. 14. 751-752 (1987)
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[Publications] 秋月正史: リウマチ. 26. 159-165 (1986)
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[Publications] 山縣元: J.Clin.Invest. 76. 801-806 (1985)
