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1988 Fiscal Year Annual Research Report

造血細胞増殖因子の遺伝子を用いた正常造血機構および白血病発症機構の解析

Research Project

Project/Area Number 62570536
Research InstitutionUniversity of Tokyo

Principal Investigator

石川 冬木  東京大学, 医学部, 助手 (30184493)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡部 哲郎  東京大学, 医学部, 助手 (80169135)
KeywordsG-CSF / GM-CSF / fpsがん遺伝子 / 造血
Research Abstract

本年度は、ヒト顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)のin vivoにおける生理的、薬理的効果について解析を試みた。3週令のBalb/CマウスにヒトリコンビナントG-CSF(hrG-CSF)を14日間皮下注射すると、マウス肝、脾は正常対照群に比べると明らかに腫大を示していた。これらのG-CSFに対する反応が肝、脾の中のどのような細胞によるのかを検討するため、それぞれの臓器の組織を検討した。腫大脾では正常脾に比べて、明らかに白血球をはじめとする造血細胞が増加していた。これに対し、腫大肝では多少の網内系細胞の増殖が見られたものの、造血細胞の増加は認められなかった。肝に対するG-CSFの作用がG-CSFによる直接作用であるかどうかを検討するため、G-CSFにより腫大を示した肝と正常対照肝よりRNAを抽出し、種々のチロシンキナーゼ遺伝子をプローブに用いて、低ストリンジェンシーのノーザンハイブリダイセーションを行った。腫大肝で正常肝に比べて明らかに発現量の亢進しているfpsとホモロジーを示すが異なる遺伝子転写物を同定した。現在、この遺伝子の特徴付けを行っている。

  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] Hiroyuki,Mano.: Jpn.J.Cancer Res.(Gann). 78. 1041-1043 (1987)

  • [Publications] Yukio,Kobayashi.: Jpn.J.Cancer Res.(Gann). 78. 763-766 (1987)

  • [Publications] Hisamaru,Hirai.: Biochem.Biophys.Res.Commun.147. 108-114 (1987)

  • [Publications] Hiroyuki,Mano.: Jpn.J.Cancer.Res.(Gann).

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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