1988 Fiscal Year Annual Research Report
アルミナ・セラミック骨頭を用いた Bicentric型人工骨頭の開発
Project/Area Number |
62570690
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Research Institution | OSAKA CITY UNIVERSITY MEDICAL SCHOOL |
Principal Investigator |
島津 晃 大阪市立大学, 医学部, 教授 (10068968)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 研二郎 大阪市立大学, 医学部, 助手 (80145789)
浅田 莞爾 大阪市立大学, 医学部, 講師 (40117924)
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Keywords | Bipolar人工骨頭 / アルミナ・セラミック骨頭 / 臨床応用 |
Research Abstract |
今年度は、前年度までの基礎的研究、臨床使用に基ずいて、outer headもinner headもalumina ceramicに替え、さらにstemはチタン合金製の、いわゆるpress fit型としたモデルを開発し、骨セメントを用いない人工股関節として変形性股関節症に対して応用した。これらの臨床例は41例45関節に達し、追跡期間は8ヵ月から16.5ヵ月、平均9.2ヵ月であった。手術時の平均年齢は30〜76才平均56歳で、疾患名は変形性股関節症31、慢性関節リウマチ1、下腿骨頭壊死8、人工股関節術後の再置換術4、関節固定術後1関節であった。手術前後の日整会点数では平均51.5点から79.8点まで改善したが関節運動範囲は屈曲90°以上可能のものは57.8%とやや不満足な状態と考えている。 また、臼蓋側のリーミングを行った症例についてx線像によって、alumina ceramic outer headとリーミングを行った骨性臼蓋の間のclear zone出現を調べた結果では85%に出現をみ、出現時期は同様な手術手技による金属製outer headを用いた症例と比較して平均で約10週早く出現していることを確認している。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 浅田莞爾: 中部日本整形外科災害外科学会誌. 31. 260-265 (1988)
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[Publications] 浅田莞爾: 日本整形外科学会誌. 9. S1040 (1988)
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[Publications] 上野憲司: 中部日本整形外科災害外科学会誌. 315. 1826-1828 (1988)