Research Abstract |
(1)ヒト羊膜細胞株における抗原性 種々の癌組織を免疫原として作製したマウスモノクローナル抗体(GC3, DF2, 2E4, 3A10, AE10, AF3, CF8, 5H2, 5H12, FA3, AA2, A〓3, E〓Z, DF4, RA9, KE11, DG2, 78-4A, 4-5D, KM10)を用いて, 3種のヒト羊膜細胞株(F〓Amou〓〓,WISH)における反応性を〓〓〓〓-〓〓〓〓〓(ABC)法にて行い, 抗原性の差異に関する検討を行った. 尚各種培養株はF〓〓〓〓〓等のcoll block mut〓〓〓にて薄切片を作製した. F〓〓Aonnicnでは, AH3, CF8, 5H2, AA〓て78-4A, 4-5Dが〓一方, WISHではGC3, DF2, 2E4, 3A10, AE10, 5H12, 2H, FA3, A〓3, ELZ, DG2が明瞭な反応性を示し, 各培養株間における抗原性の類似性及び差異が明らかにされた. これら16種のマウスモノクローナル抗体のヒト羊膜上皮細胞における反応性については現在検討中である. 2)ヒト羊膜上皮と羊膜細胞株の抗原性に関する差異 既に臨床応用されている腫瘍マーカーより, 1型糖鎖のCA-50, CA19-92型糖鎖のSSFA-L〓構造不明群のCA-125, CA15-3を選び, ヒト末期羊膜上皮における免疫組織学的検索, 及び羊水中濃度測定を行った. 又, 3種の羊膜培養株においてもcell b〓ock組織並びに培養上青にて同様の検索を行った. SSEA-1を除いたCA-50, CA19-9, CF125, CA15-3では, ヒト羊膜上皮細胞において著明な局在及び羊水中皮度高値が得られたが, 培養細胞株にてはその局在は明きらかでなく, 培養液中への放出も検出感度以下〜微量であり, 両者間で明瞭な差異が認められた.
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