1989 Fiscal Year Annual Research Report
寝たきり老人等在宅障害者に対する歯科医療需要予測に関する研究
Project/Area Number |
62570908
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Research Institution | Aichi-Gakuin University |
Principal Investigator |
服部 孝範 愛知学院大学, 歯学部・第二口腔外科学教室, 助教授 (70064813)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 俊夫 愛知学院大学, 歯学部・第二口腔外科学教室(在宅者歯科医療連絡会代表), 非常助手
夏目 長門 愛知学院大学, 歯学部・第二口腔外科学教室, 講師 (90183532)
河合 幹 愛知学院大学, 歯学部・第二口腔外科学教室, 教授 (50064788)
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Keywords | 寝たきり老人 / 在宅障害者 / 歯科医療需要 |
Research Abstract |
本年度は、下記の如く調査を行い論文発表した。 愛知県衛生部医務課作製による病院名簿(昭和62年12月31日現在)から482の病院に対して、病院における歯科医療需要実態に関する調査用紙A・B2種類を送付した。 調査用紙Aは歯科・口腔外科のある病院用、Bは歯科・口腔外科のない病院用である。調査用紙の回収は482中234で、回収率は48.5%であり、調査用紙Aの回収は78中51で回収率65.4%、調査用紙Bの回収は、404中183で回収率は45.3%であった。 1.歯科・口腔外科のある病院では、障害者の歯科治療は行っているが、寝たきり老人等の治療は現在のスタッフでは時間的に制約があり対応できない状態であった。 2.歯科・口腔外科のない病院では、長期入院患者の歯科検診・歯科治療を行っていないという回答が多数であった。 3.従って、歯科・口腔外科のない病院から、寝たきり老人等長期入院患者に対する歯科検診・歯科治療の要望は今後とも多くなるものと思われる。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 服部孝範: "寝たきり老人等に対する歯科医療需要予測に関する研究" 日本歯科医学会誌. 9. 93-97 (1990)
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[Publications] 田中益子,鈴木俊夫,夏目長門,神野洋輔,新美照幸,中村友保,服部孝範: "寝たきり老人等在宅障害者に対する歯科医療需要に関する研究第1報、施設における寝たきり老人の口腔内実態調査" 老年歯科医学. 3-1号. 27-33 (1989)