1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63050038
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
住田 健二 大阪大学, 工学部, 教授 (80028977)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 晃 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016851)
高橋 洋一 東京大学, 工学部, 教授 (90010735)
椙山 一典 東北大学, 工学部, 教授 (10004277)
宮 健三 東京大学, 工学部, 教授 (30011191)
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Keywords | 核融合炉 / 核融合炉ブランケット / 核融合炉 / ブランケット構造 / 高負荷除熱 / 核融合中性子 / トリチウム生成回収 |
Research Abstract |
本班の主任務は、核融合ブランケット工学分野における科研費関係研究の大綱方針を策定し、その主要な研究課題については、計画研究および公募研究により予め審査段階で承認された所定の計画によって研究実施できるような体制作りを進めることにあった。特に本年度は第3期の最終年度であり、結果をとりまとめる方向に努力した。 このため、関連分野内外との情報交換や集中的討論が望ましく、総括班に構造・熱サブ班、トリチウム・中性子工学サブ班を置き、それぞれ宮、椙山が世話役をつとめたが、具体的な推進には、さらに炉・ブランケット構造(宮)、高負荷除熱(井上)、トリチウム(高橋)、核融合中性子(椙山)の4小グループとして活動することも多かった。 主な会合としては、年度当初第1回会合(5/26)で本班の今年度事業計画、総合総括班関連の担当者、幹事会委員事項を協議した。第2回(6/24)では所属する研究課題(計画3、公募13件)の研究計画報告を求め、これに対する討論・助言を行った。また次年度の計画研究について協議した。第3回は(2/15)は各課題の研究まとめ段階での報告を受けて、発表に対して討論を行なうと共に、とりまとめ方についての意見を交換した。第4回で(3/28)核融合炉研究全体への寄与の立場から、過去3年間の本班関連研究の総合的成果をも含め、今年度成果の位置付けを中心に討論し、次年度での過去10年への本格的まとめへの準備を行なった。 また、総合総括班事業については、〔核融合炉トリチウム増殖材料の増殖・回収性能評価〕の幹事班として事業の推進にあたり、大型施設共同研究についての課題推薦の予備選択にも協力した。一方日本原子力学会、日本学術会議等の関係組織と連絡を取りつつ、本分野での将来研究・長期計画立案時の関連研究者の意見調整やとりまとめにも協力した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Kenji Sumita.: Nuclear Inst.& Method A. 275. (1989)
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[Publications] T.Terai,et al.: Fusion Engineering and Design. 7. (1989)
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[Publications] A.Osa,et al: Proc.1988 Seminar on Nuclear Data,JAERI-M(to be publ.).
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[Publications] Keiji MIYAZAKI,et al: Proc.Int'l Conf.Liquid Metal Eng.& Technol(LIMET'88),Avignon,France,Oct.1988. 2. 4361-11 (1988)
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[Publications] K.Miya,et al.: IEEE Transactions on Magnetics. 24. (1988)
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[Publications] Y.Oka,K.Shin,et al.: Int.Fusion Nucl,Technol,Tokyo,April 1988.