1988 Fiscal Year Annual Research Report
核融合特別研究における研究成果データベース作成手法の研究
Project/Area Number |
63055018
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大林 治夫 名古屋大学, プラズマ研究所, 教授 (00023698)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 修 名古屋大学, プラズマ研究所, 助手 (00135386)
難波 忠清 名古屋大学, プラズマ研究所, 助手 (40115613)
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Keywords | 科学研究費補助金 / 核融合特別研究 / 資料収集 / 研究課題 / 研究成果 / データベース化 / データベース / 研究動向調査 |
Research Abstract |
本研究は、科研費『核融合特別研究』(1980〜1989年)を具体的題材として、核融合研究の成果をデータベース化するための手法について検討を行うものである。 検討作業は、次のようなステップで進めた。1)文献等の成果資料の収集・整理・分類、2)データベース化(データ項目、構造、試作を行う)、3)課題→発表成果→研究テーマ、人の流れ(ファクト情報)の明確化。 A:課題の整理「研究計画概要」をデータベース化した。これをパソコンベースで扱うこととし、リレーショナルデータベースを用いた。さらに、各課題毎にキーワードを付与し、検索上の便宜を図った。 B:報告集等の収集・整理・目録化資料毎のカードを作成する形で整理を進めている。1987年度までの分で収集、目録化したものは245編である。1988年度収集分の目録化を進めている。将来データベース化する予定である。 C:公刊論文等の探索特別研究成果が一般の公刊論文としていつどこに発表されたかを追跡することが目的である。課題データ(A)とこの公刊論文(C)とを結ぶものは、研究者名及びキーワードになると考えられる。このため、INSPEC等の文献データベースの活用を予定している。すなわち、研究者(著者)名で検索した上、当該研究者への直接アンケートなどにより、情報の不足分を補完していく。この際、特別研究実施時期と論文発表時期との間には通常時間的ずれ(3〜5年?)があり、また特別研究にサポートされた部分とそれ以外の研究成果が同一論文に混在する等の事情が、対応づけを複雑にしている。 このデータベースを利用して、研究統計による研究動向調査、研究内容の相互関連の把握が可能になるものと期待される。
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Research Products
(1 results)