1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63300004
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岩田 修一 東京大学, 工学部, 助教授 (50124665)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石野 栞 東京大学, 工学部, 教授 (70010733)
藤沢 譲 筑波大学, 電子情報工学, 教授 (40110473)
西沢 泰二 東北大学, 工学部, 教授 (60005212)
毛利 哲夫 北海道大学, 工学部, 助教授 (20182157)
根岸 正光 学術情報センター, 教授 (90114602)
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Keywords | 知的集約機能 / 材料デ-タシステム / メタデ-タ / 予測モデル / 探索 / 意味管理 / 材料設計 |
Research Abstract |
本格的材料デ-タシステムの基本仕様についての検討を行い、設計開発にあたってのトレ-ドオフを抽出した。要請としては、デ-タの鮮度、デ-タおよび知識の意味の管理、評価値の完全性がある。材料の複雑性から入手可能なデ-タが断片的なものとなることが多いため、実用的システムの仕様としては自己組織化等の知的集約機能が必要である。このための漸近的な方策としてデ-タモデルの表現方法の検討、メタデ-タの確定、各種予測モデルの管理方策の検討等相互利用可能な材料デ-タシステム構築のためのガイドライン案を作成た。材料設計を目標とした場合には、計算機化したデ-タ、知識を基台にした未踏領域の可視化が目標となる。原子レベルの構造と巨視的な特性である破壊などの関係付けについてはやっと精密な議論が開始されたばかりのところで、巨視的扱い、連続体近似を基台にした構造力学との理論的整合性等を管理するプラットフォ-ム機能が必要である。 システムとしては、デ-タベ-ス化によりその代表的側面の具体的かつ静的な表現を与えられる一方、実験式、理論式、シミュレ-ションモデルにより近似的ではあるが動的に表現されることになる。また、材料のもつ多様性の反映として、原デ-タ、画像デ-タ、統計デ-タ、ル-ル、述語論理、式、手続き等々、さまざまな定量的表現、定性的表現がデ-タシステム内に混在し、相互に意味的な関連を持つため、材料本性の理解に基づく系統的な意味管理を必要とする。材料設計においてはそうした関連情報を知的に統合するため、分散システムを統合するような重層的システム構成が必要で、そのプロトタイプを開発し、その結果を基台に、報告書を作成した。
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Research Products
(1 results)