1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63301015
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
星野 命 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (60052213)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島崎 保 兵庫教育大学, 助手
高山 達雄 秋田大学, 教養学部, 助教授 (70018654)
小花和 昭介 追手門大学, 文学部, 教授 (00079378)
宮本 美沙子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (60060604)
上田 吉一 兵庫教育大学, 教授 (70047546)
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Keywords | 健康概念 / 病理モデル / WHOの健康概念 / 成長モデル / ウェルネス / 精神的健康 / 保健心理学 / 生態学的モデル / 全人的健康 / 生涯福祉 |
Research Abstract |
1.研究代表者および研究分担者による研究会の開催(全4回) (1)昭和63年5月3日 国際基督教大学教養学部において 「研究計画調書」ならびに「交付申請書」に記載した研究目的・研究の必要性・研究方法・研究経費に基き、今後一年間(64年3月31日まで)の実施打合わせを行なった。全員出席。 (2)昭和63年8月4日 秋田大学国際交流館において 研究課題・分担課題について各自中間報告を行なった。特に従来の病理モデルによる、またWHOの「健康概念」に体する理論的問題と批判が行われ、代って成長モデルおよび「ウェルネス」による「健康」の新しい概念提起が行われたとともに、実践研究についての方法論的検討が行われた。 (3)昭和63年12月18日 東京都港区「アジア会館」内会議室において 研究者各自が考案・計画あるいは実施している研究を発表し、その一つ一つについて討議を加えた。その結果、現在討議している問題点が整理された。また、今回はこれまでの研究よりも、より実際的な問題に関する討議も進められた。 (4)平成元年3月11日 於 東京・ホテルスリースター池袋 各分担者が進めている研究の中間報告を聞き、次年度の計画についても検討した。特に、上田によって計画されている「精神的健康」についての質問紙調査の内容に対する批判的検討と、前回発表された女子大生の調査の結果の分析の補足と、保健心理学の生態学的・全人的モデルが紹介され検討を加えた。 2.日本人間性心理学会第7回大会(於明治学院大学戸塚校舎、昭和63年9月4日)において、星野・上田・小川が共同研究を発表。
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