1988 Fiscal Year Annual Research Report
地方中核都市の社会病理に関する学際的研究-札幌市の場合-
Project/Area Number |
63301027
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
白澤 久一 北星学園大学, 文学部社会福祉学科, 教授 (20078950)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉岡 直人 北星学園大学, 文学部, 教授 (10113573)
相場 幸子 北星学園大学, 文学部, 教授 (80118116)
忍 博次 北星学園大学, 文学部, 教授 (30078943)
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Keywords | 生活機能障害問題 / 社会病理 |
Research Abstract |
1988年6月4日に、札幌中心に第1回打ち合せ会、7月24・25日には北海道会館と北星学園大学会議室にて資料収集と研究計画とが、話合われた。 1988年12月20日に、第3回研究会を北海道会館にて行い、東京から再度大橋薫教授をむかえて、御指導を仰いだ。 1988年度前半に予定していた「1.全体的視点」と「2.社会福祉の社会病理的診断」については、大半の資料を可能な限り集め分析にとりかかっている。 1988年度後半に予定していた「市民の社会病理克服の実態」に迫るべく、(ase-Study 他調査を行っているが、「アルコール」、「売春に関する婦人相談所の実態調査」、「札幌市転入者等の精神的不安」、「老人世帯の追跡調査」、「母子会による離婚の実態分析」、「障害者家族のストレス調査」が始められ、今回の特徴は札幌市児童相談所々長の全面的協力のもとに、児童相談所ケースの多くをコンピューターに投入し大量解析を行おうと実施中である。 いまだに、研究成果は分析中であり、まとまってはいないが、現在まとめに向かって進行中である。そして、末年度での「市民の社会病理への意識項目の作成にも考慮中である。 社会病理を生み出すもの「個人」と「社会」であるならば、克服(治療)して行くのも、また予防して行くのも、「個人」と「社会(他人)」ではないかとも考えられるので、今までどこでも行っていなかった「全市民対象の『社会病理』に関する市民の意識」の調査を、次年度には必ず行うために、現在準備中である。
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[Publications] 大橋薫: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 白沢久一: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 杉岡直人: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 白沢久一: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 加藤峰: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 忍博次: 「札幌市の社会病理」. (1989)
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[Publications] 大橋薫、白沢久一 編 著: "札幌市の社会病理" 北星学園大学白沢研究室気付札幌市社会病理研究会, (1989)