1989 Fiscal Year Annual Research Report
地方中核都市の社会病理に関する学際的研究-札幌市の場合-
Project/Area Number |
63301027
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Research Institution | Hokusei Gakuen University |
Principal Investigator |
白沢 久一 北星学園大学, 文学部, 教授 (20078950)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉岡 直人 北星学園大学, 文学部, 助教授 (10113573)
細井 洋子 東洋大学, 社会学部, 教授 (80073633)
笹森 秀雄 旭川医科大学, 医学部, 教授 (30000540)
大橋 薫 明治学院大学, 社会学部, 教授 (90062067)
忍 博次 北星学園大学, 文学部, 教授 (30078943)
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Keywords | 社会病理 / 規範意識 / 生活機能障害 / 家族病理 / 個人病理 |
Research Abstract |
1.札幌市民の社会病理に関する意識調査を実施した。選挙人名簿より2段階無作為抽出法を用いて1,000サンプルを対象として抽出した。(7月) 調査方法は郵送留置調査を実施し、学生調査員による回収作業を行った。(8〜9月)回収率は65%で分析作業は1989年10月以降現在まで継続している。 日本社会福祉学会大会(於:日本社会事業大学、1989年11月4日)にてその一部を報告(白沢久一・忍博次・杉岡直人)し、日英国際比較の考察を行なった。 2.生活保護関係・売春および児童相談所の調査デ-タに関してデ-タ解析作業を実施し、アル中問題、売春問題については、北海道社会福祉学会(於:北星学園大学、1989年9月23日)にて報告(佐々木敏明・加藤峰)をおこなった。 3.母子・離婚世帯に関する継続調査および老人世帯に関する継続調査を実施した。 4.研究会を4回開催(1989年7,9,12月および1990年3月)して前年度及び平成元年度の調査研究の報告・検討を行なった。 5.これまでの2年間の調査研究に関して統計的デ-タを扱ったものを中心に検討資料編としてまとめた。
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