1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63306016
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
伊藤 良一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40133102)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾鍋 研太郎 東京大学, 工学部, 助教授 (50204227)
高柳 邦夫 東京工業大学, 理学部, 教授 (80016162)
中島 尚男 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20198071)
竹田 美和 京都大学, 工学部, 講師 (20111932)
吉野 淳二 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90158486)
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Keywords | 半導体 / 原子尺度の制御 / 微構造 |
Research Abstract |
本研究は、原子尺度で制御された半導体ー超構造半導体ーについて、個々に進められている研究を総合的かつ効果的に進めるために、研究の内容、進め方について討議すること、および重点領域研究の研究領域として研究を推進するための組織作りを行なうことを目的とした。 三つの重要研究項目(原子尺度の微構造の作成、原子尺度での評価、原子尺度の微構造の物性とその応用)を設定し、各分担者が各自の準備研究を推進するとともに、各種学会、国際会議等に出席して内外の研究動向の調査を行なった。 主要研究課題、具体的な研究手法、研究を推進するための組織などにつき討議するため、数回にわたる小規模の会合を重ね、平成元年1月には全員参加の検討会を開催した。この検討会では、各分担課題についての紹介と質疑応答を行ない、さらに、本研究を重点領域研究の研究領域として申請する(申請領域名:超構造半導体)ことが合意され、その内容の詳細な検討を行なった。 昭和63年度第49回応用物理学会学術講演会(昭和63年10月4日〜10月7日)においては、「半導体の原子尺度での制御と評価」と題したシンポジウムを開催した。本総合研究の分担者が講師となり、終日熱心な発表・討論が行なわれ、本研究課題の重要性があらためて確認された。 以上の結果、重点領域研究で取り組むべき研究課題が明確になり、重要研究課題を効果的に推進するための組織作りが行なわれ、本研究の新期の目的が達成された。
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Research Products
(9 results)
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[Publications] 伊藤良一,N.Ogasawara: Jpn.J.Appl.Phys.27. 607-614 (1988)
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[Publications] 伊藤良一,N.Ogasawara: Jpn.J.Appl.Phys.27. 615-626 (1988)
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[Publications] 吉野淳二,K.Hara: J.Cryst.Growth. 93. 771-775 (1988)
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[Publications] 竹田美和: Inst.Phys.Conf.Ser.91. 243-246 (1988)
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[Publications] 竹田美和,Yu,Zhu: J.Appl.Phys.64. 1897-1901 (1988)
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[Publications] 中島尚男: 応用物理. 57. 204-208 (1988)
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[Publications] 中島尚男,Toshiaki,Fukunaga: 応用物理. 57. 45-50 (1988)
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[Publications] 高柳邦夫: Proc.of 3rd Asia Pacific Physics Conf.,Hong Kong. 595-608 (1988)
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[Publications] 尾鍋研太郎: Proc.5th Int.Conf.MBE. 470-473 (1988)