1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63308024
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
京極 好正 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (90012632)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 理 生理学研究所, 助手 (70187764)
嶋本 伸雄 国立遺伝学研究所, 助教授 (20127658)
上杉 晴一 大阪大学, 薬学部, 助教授 (70028851)
西村 善文 東京大学, 薬学部, 助手 (70107390)
饗場 弘二 筑波大学, 化学系, 助教授 (20025662)
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Keywords | 発現調節 / RNA / DNA / 構造生物学 / 重点領域研究 / 蛋白質 / 相互作用 |
Research Abstract |
本研究課題の目的は発現調節という領域に問題を絞り、そこに関写する蛋白質と遺伝子DNA,RNAとのかかわり方を構造生物学的立場から解明するための研究体制作りにある。そのための具体的方策としては以下のことを行った。 1.研究集会の開催:次の4つの集会を行った。(1)「遺伝子の発現制御におけるタンパク質とDNAの相互作用」1988年7月15〜16日生理学研究所(生理学研究所研究会と共催)(2)「DNAの分子認識ーDNA構造と蛋白質との相互作用」1989年1月29日〜2月2日京都東急ホテル(ヒューマンフロンティアサイエンスプログラムに参加)(3)「転写調節の分子論的解析」1989年2月3日、大阪大学蛋白質研究所(蛋白研セミナーと共催)(4)「RNAの世界」1989年2月5日〜8日奥志賀高原ホテル 2.班会議の開催:上記の目的と遂行するための組織作りの検討を行った。同時に重点研究領域へ申請する是非について討議した。(1)7月16日生理学研究所会議室、(2)12月22日、蛋白質研究所セミナー室、(3)2月2,3日、蛋白質研究所セミナー室 3.重点領域研究への申請書作成:上記の班会議において、領域を絞った申請をすべきということになった。本総合研究Bのカバーする範囲はきわめて広いので、「転写調節」に絞り、DNAを中心としてRNAはあらわに出ないようにする、蛋白質に重点を置く等を勘案して、テーマは「DNAの高次構造を識別する蛋白質」となった。RNA関係は、本研究班で後援した「RNAの世界」に参加した人達を中心として別種の重点領域が将来的に企画されることとなった。その他、班の活動としては共通に良く使う消耗品を共同購入して配布することも行った。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] S.Uesugi et al.: Biochemistry. 27. 521-525 (1988)
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[Publications] K.Katoh et al.: Nucleic Acids Res.16. 3589-3594 (1988)
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[Publications] S.Hirose et al.: Proc.Natl.Acad.Sci.USA. 85. 718-722 (1988)
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[Publications] T.Mizuno et al.: J.Biol.Chem.265. 1008-1012 (1988)
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[Publications] M.Ikehara et al.: Chem.Pharm.Bull.36. 291-296 (1988)
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[Publications] M.Katahira et al.: Nucleic Acids Res.16. 8619-8632 (1988)