1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63308028
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
大沢 省三 名古屋大学, 理学部, 教授 (10034620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 典弘 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (60132982)
口野 嘉幸 国立がんセンター, 研究所・生物物理部, 部長 (60124418)
志村 令郎 京都大学, 理学部, 教授 (60025426)
武藤 〓 名古屋大学, 理学部, 助教授 (80034635)
池村 淑道 国立遺伝学研究所, 遺伝情報研究センター, 助教授 (50025475)
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Keywords | 遺伝暗号 / tRNA / コドン使用 / Wobbleの法則 / tRNAの新しい機能 / 反復配列 |
Research Abstract |
重点領域研究「遺伝暗号の可変性」は(1)遺伝暗号の過去から現在にいたる変遷、暗号の変化(アミノ酸指定の変化、種特異的コドン使用パターン)の範囲、要因を明らかにすること、(2)遺伝暗号解読における新しいWobbleの法則を確立すること、及び(3)tRNAおよびtRNA遺伝子の多様な生物学的役割を解明することを主な目的として来年度発足予定である。これはこれまで部分的にしか交流のなかったこの分野の研究者を集め、この課題の研究体制を早急に整備し、世界的にも傑出した分子生物学の一分野を日本で確立する意味で重要な研究組織となり得るであろう。本総合研究(B)は昨年度総合研究(B)「遺伝暗号とtRNA研究の新しい展開」(代表 大沢省三)の作業の成果の上にたって、上記重点領域研究の研究体制、研究計画実施の検討を行なった。2回の班会議を通して(1)遺伝暗号の可変性とその要因、(2)新しいWobbleのルールの確立、(3)コドン使用の種特異性、(4)tRNAのIdentity、(5)tRNAの新しい機能の検索とその機構の解析、(6)tRNAのスプライシング機構の解析、(7)tRNAを起源とする反復配列の解析、等につき研究課題としての総括的検討を行ない、そのための研究体制確立の準備作業を行なった。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] Syozo,Osawa: Trends in Genetics. 4. 191-198 (1988)
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[Publications] Syozo,Osawa: Ptoc.Natl.Acad.Sci,USA.85. 1124-1128 (1988)
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[Publications] 大沢省三: 遺伝学雑誌. 63. 187-213 (1988)
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[Publications] Fumiaki,Yamao: Mole.gen.Genetics.212. 364-369 (1988)
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[Publications] Tomonori,Muramatsu: Nature. 336. 179-181 (1988)