1989 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63410010
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
大江 孝男 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (50014460)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽田 亨一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (90092460)
内藤 雅雄 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (00014506)
峰岸 真琴 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助手 (20190712)
森 幹男 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (10014474)
中嶋 幹起 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (10014507)
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Keywords | CAI / 自動化研修 / アジア・アフリカ地域諸言語 |
Research Abstract |
1.平成元年度は、3年計画の第2年次として、アジア・アフリカ地域の諸言語に多い、非ラテン系民族文字をディスプレイ画面に表示して文字の教授・習得のための教材に利用し、また文字と発音とを関連づけつつ両者を訓練し学習するための教材開発に取り組んだ。文字の習得は研修初期の入門期にきびしい関門となる一方、これを習得することが研修期間中の学習進度、また終了後の学力維持の鍵をなす重要な問題である。 2.アジア・アフリカ地域の非ラテン系民族文字の入力は、種々検討した結果、既成のソフトがないか、あってもCAIプログラムとの相性が悪いため、グラフイック画面もしくはイメ-ジ画面を利用して文字フォントを制作せざるをえないことが明らかとなった。このためカンボジア文字及びタイ文字の画面表示用文字フォント(各約130種)を試作し、これを利用してそれぞれの言語の文字教育プログラム、及び発音訓練プログラムを試作した。ほかに、ベンガル語についてもベンガル文字によるベンガル語教材を制作すべく、その文字フォント(約330種)を作成した。現在は朝鮮語教育プログラムのためにハングル文字フォント(約2800種)の作成にとりかかっている。 3.昨年度(昭和63年度)に購入したCAI機器は、短くはあるが音声の録音再生機能を備えているので、上記の通り、文字フォントと組み合わせた形の発音教育訓練プログラムをいくつか作成したが、それ以外にも昨年度に引き続き発音記号を利用する形のプログラムとして、ベンガル語の発音訓練プログラム及び朝鮮語の語末子音の聞き取り練習プログラムを作成した。
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Research Products
(10 results)
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[Publications] 大江孝男: "朝鮮語の語末子音の聞き取りテスト(プログラム)"
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[Publications] 大江孝男: "平成元年度言語研修専門委員・共同研究員合同会議" アジア・アフリカ言語文化研究所『通信』. 68. (1990)
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[Publications] 峰岸真琴: "カンボジア語の発音(発音と発音記号解説、文字の読み方、子音字と脚文字の組合せ、文字の練習などを含む)(プログラム)" (フロッピ-ディスク13枚).
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[Publications] 坂本恭章・峰岸真琴: "タイ語の文字:読み方(発音練習)(プログラム)" (フロッピ-ディスク3枚).
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[Publications] 奈良毅: "ベンガル語の発音練習(プログラム)" (フロッピ-ディスク17枚).
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[Publications] 奈良毅: "平成元年度言語研修報告ーベンガル語について" アジア・アフリカ言語文化研究所『通信』. 67. 14-20 (1989)
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[Publications] 中嶋幹起: "湘方言調査報告下冊" アジア・アフリカ言語文化研究所, 300 (1990)
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[Publications] 坂本恭章: "カンボジア語入門" 大学書林, 550 (1989)
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[Publications] 坂本恭章: "タイ語入門" 大学書林, 825 (1990)
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[Publications] 守野庸雄: "スワヒリ語テキスト文法項目総目録" アジア・アフリカ言語文化研究所, 200 (1990)