1988 Fiscal Year Annual Research Report
吊形式橋梁並びに並列橋を対象にした変動風によるガスト応答の評価
| Project/Area Number |
63420040
|
|---|
| Research Institution | The University of Tokyo |
|---|
Principal Investigator |
伊藤 学 東京大学, 工学部, 教授 (00010661)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ベニート パチェコ 東京大学, 工学部, 講師 (90199456)
篠 泉 東京大学, 工学部, 助手 (20178875)
山口 宏樹 埼玉大学, 工学部, 助教授 (50134474)
藤野 陽三 東京大学, 工学部, 助教授 (20111560)
|
|---|
| Keywords | 風洞実験 / 全体模型 / ガスト応答 / フラッター / 一様流 / 境界層乱流 / フラッター解析 / ガスト応答解析 / 吊橋 |
|---|
| Research Abstract |
超長大吊橋の三次元模型を用いて、一様流および境界層乱流を用いて風洞実験を行ない、そのフラッター特性およびガスト応答特性を調べた。吊橋模型は明石海峡大橋箱桁案を一応のプロトタイプとし、橋軸方に一様断面のものと、非一様断面(変断面)の2種を用意して実験に供した。また、三径間の模型と、側径間の影響をばねで置換えた一径間模型を作成し、対風応答の違いをみた。
境界層乱流はスパイヤとラフネスブロックを使用して作成した。
フラッターについては、部分模型から非定常空気力を求め、それを用いて全橋模型の発振風速の予測を行なった。その結果、全体模型のフラッター発振風速が十分高い精度で予測しうることが判明した。
ガスト応答解析については、現在研究実施中である。
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] 藤野陽三 他: Proc.of US-Japan Bridge Workship. 1988.
-
[Publications] 伊藤学 他: Proc.of Int.Symp.on Scale Modeling. 197-203 (1988)
-
[Publications] 藤野陽三 他: 日本風工学会誌. 37. 447-456 (1988)
-
[Publications] 篠泉 他: 土木学会年次学術講演会概要集. 43. 738-743 (1988)
-
[Publications] 岩本政巳 他: 土木学会年次学術講演会概要集. 44. (1989)
-
[Publications] 藤野陽三 他: 日本風工学誌.
