• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1988 Fiscal Year Annual Research Report

暖房時および冷房時の室温分布の放射温度計による可視化および計測に関する研究

Research Project

Project/Area Number 63460179
Research Institution九州芸術工科大学

Principal Investigator

石井 昭夫  九州芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (40087276)

Keywords放射温度計 / 熱画像 / ファンコイルユニット / 障子紙 / 暖房 / 室温分布 / 温熱感覚
Research Abstract

I.暖房室内の室温分布の計測
(1)実験場所:9.2m×8.4m×3.0mの室
(2)暖房方法:床置き型ファンコイルユニット(FCU)1台のみ運転
(3)実験方法
a.サーモカメラによる撮像:幅90cmの障子紙を天井から床面に吊り下げ、FCUの中心線に沿って室奥まで一面に張る。障子紙から約6.4mの位置にサーモカメラを設置し、障子紙を撮影することにより、暖房開始後の室温分布を計測する。カメラの視野角の制約上、全画面を一度に撮影することは不可能なので、6分割してビデオ収録し、再生画像を写真撮影してつなぎ合わせることにより、1つの画面を合成する。
b.熱電対等による測定:サーモカメラによる障子紙の熱画像収録と同時に代表的部位の室温、床面温度、天井面温度、外気温、グローブ温度等を熱電対-データロガーシステムにより連続測定している。風速分布は垂直方向5点にて無指向型風速計を用いて、別途トラバース測定した。
c.実験条件(FCUの条件設定):吹出風量はHigh,Middle,Lowの3段階。吹出面での平均風速は概ねH:4m/s,M:3m/s,L:2m/sである。FCUの吹出口には水平面からの角度α=60°の固定ベーンがついているが、これをα=50°及びα=45°にも変更できるようにした。すなわち、吹出風量及び吹出角度の組合せで、合計9ケースについて実験した。
(4)実験結果:室温分布は比較的早く形成され、上下分布は吹出角度よりも吹出風量の影響が強い。
II.暖房時の温熱感覚申告実験
Iと同じ室内で、H-60及びL-45の2ケースに対して延べ24人の被験者を用いて全身及び身体各部位の快適感、温冷感、気流感等の温熱感覚を採取した。

URL: 

Published: 1990-03-19   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi