1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63460239
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
遠藤 晃賢 高知大学, 教育学部, 教授 (00043448)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 信之 高知大学, 教育学部, 教授 (60036639)
菊地 るみ子 高知大学, 教育学部, 助教授 (40127923)
山石 健次 高知大学, 教育学部, 教授 (70015048)
西島 芳子 高知大学, 教育学部, 教授 (60036655)
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Keywords | 環境教育 / 学校教育 / 調査報告 |
Research Abstract |
環境教育の学校教育への導入を検討するさいの基礎資料を作成し、環境教育に関する総合調査報告書にまとめることが主目的である。そこで下記事項について調査・検討を実施した。 1.学校教員対象のアンケート調査ー小・中・高校それぞれについて47都道府県の市部、郡部各2校を任意抽出しアンケート調査(送付数2632、回収率48.4%)を実施。なお、中・高校は理科、社会、家庭科、保健、技術・家庭科担当教員を対象とした。調査項目は担当授業における環境教育、実施状況、環境教育の導入、教育内容、環境の認識度、導入教科である。2.教育委員会指導主事対象の調査ー県教育委員会の指導主事についての調査(回答数21委員会)では、主として環境教育の実施状況を把握した。3.環境行政担当者の意識調査ー205機関の環境担当者(計650人)のアンケート調査(回収率74.6%)で行政としての環境教育への取り組み状況等を把握した。なお、調査結果の一部を『環境行政の立場から学校教育に期待すること』調査研究付属資料No.1にとりまとめ製本し関係機関へ配布した。4.教員養成系大学・学部における環境教育ー前記教科に係る教科教育担当教官を対象とするアンケート調査により教員養成の課程での環境教育の位置づけを把握した。5.中学校技術・家庭科担当教員の意識調査ー生活科学・応用科学としての環境教育を導入する教科・領域としての可能性に関連する調査(回答数249)を実施した。6.西ドイツにおける環境教育の実状の分析ー国外の環境教育の実施調査として、これまでの紹介例の少ない西ドイツでの環境教育について指導書・教科書等に基づき分析した。7.国内の教科書調査ー小・中・高校の教科書(約300)について環境教育に関連する記述部分を整理し環境教育の現状を分析した。 調査結果に基づき、系統性のあるカリキュラムを検討し、実践する。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 遠藤晃賢: 科学教育研究.
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[Publications] 遠藤晃賢: 科学教育研究.
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[Publications] 遠藤晃賢: 科学教育研究.
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[Publications] 遠藤晃賢: 日本産業技術教育学会誌.
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[Publications] 菊地るみ子: "家庭科カリキュラムの研究 第4章第4節 生活環境醸成能力の育成からの過程" 家政教育社,