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1988 Fiscal Year Annual Research Report

戦前の小学校就学者増加の実体と不就学の経済的要因に関する事例研究

Research Project

Project/Area Number 63510158
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

土方 苑子  国立教育研究所, 第1研究部, 主任研究官 (50099909)

Keywords就学 / 就学率 / 学齢簿 / 中途退学 / 就学率統計
Research Abstract

1.史料調査について
(1)本年度中において長野県五加村役場学事文書中、1886(明治19)年から1937(昭和12)年入学までの学齢簿、戸籍関係書類のマイクロフィルム撮影は全て終わり、また統計書類はほぼ調査を終えた。
(2)来年度は、就学パターンを明らかにするため、小学校の在籍関係書類と役場文書の欠席者督貴書類実業補習学校文書の調査をおこなう。また役場所蔵統計の欠落年次を補い県の諸統計を検討するため、県庁文書の調査もおこないたい。
2.データの整理・分析について
(1)本年度、学齢等に基くデータのパソコンへの入力は完了した。上記50年間分で児童数は5200人程である。これを戸籍関係書類と照合し、在住したのに学齢簿から漏れている児童を明らかにしつつあり、全体では相当数にのぼりつつある。
(2)来年度は就学パターンを明らかにするため、小学校・実業補習学校の在籍関係書類、役場文書中の中退、他の中等学校への進学関係データを名簿に追加記入し、就学パターンの析出につとめる。また、親の経済階層についてのデータは既に入手しているので、分析の要因として重視し、まとめる予定である。
3.成果
全体の研究計画中、当初の20年間については一応の中間まとめをおこなって、去年の日本教育学会で報告した。

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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