1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63510227
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Research Institution | Nara National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
上原 真人 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財研究センター, 主任研究 (70132743)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花谷 浩 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 研究員 (70172947)
岩永 省三 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 研究員 (40150065)
深沢 芳樹 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 研究員 (40156740)
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Keywords | 縄文時代 / 弥生時代 / 古墳時代 / 近畿地方出土の木製品 |
Research Abstract |
(1)レイアウトの完了した『木器集成図録 近畿原始編』の図版案(202プレート)に沿って、収録した木器約2500点の一覧表案を作成しワープロ入力済)。一覧表案作成途上で図版案に修正すべき点が生じ、約70プレートに関して改訂を加える。この結果、図版案は201プレートに変更。 (2)近畿各府県市町村の担当者に一覧表案を送付し、補正依頼。約60%は回収済。回収分に関しては順次ワープロに入力の予定。 (3)近畿各府県市町村の担当者に木器出土遺跡の解説原稿を依頼。約50%は回収済。回収完了後、編集作業に着手の予定。 (4)図版案の墨入れ(浄書)に着手。約30プレート分完了。 (5)九州・四国・東海・関東・東北各地の縄文〜古墳時代木器を実査。一部ファイリング了。『木器集成図録 近畿原始編』の解説文・挿図の作成に際して、比較資料として利用の予定。 (6)『木器集成図録 近畿原始編』の解説文作成に着手。「工具」項の一部終了。 (7)収録した木器約2500点の半数以上は、木取り法・樹種の調査が終わっていない。来年度行なうべき大きな課題である。 (8)(1)で作成した一覧表には、木器番号(図版には対応)・品目・出土遺跡名・出土遺構と層位・年代・法量・樹種・保管状態・保管者名・参考文献が網羅されている。 (9)『木器集成図録 近畿原始編』完成時には木器実測図の大半は1/4大で収録されるが、小型品には1/2・1/3大、大型品には1/5・1/6・1/8大のものも含まれる。 (10)『木器集成図録 近畿原始編』の解説は、左頁に上記一覧表を配し、右頁に解説文・挿図を配する予定。
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