1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63540034
|
Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
田原 賢一 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (00024026)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々喜 守寿 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90178666)
野田 明男 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (80024090)
渡辺 治 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30024011)
林 誠 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (40109369)
|
Keywords | 自由群 / 整群環 / 添加イデアル / 次元部分群 |
Research Abstract |
D.E.Enrightは、1958年に次のことを証明した。 Fを自由群、R、SをFの正規部分群、Fの整群環〓Fの西側イデアル 〓=〓F(R-1)、〓=〓F(S-1)について、 F〓(1+〓〓)=[R〓S、R〓S]。 1975年、G.M.Bergman-W.Dicksは、上記の結果を次のように一般化した。 Gを任意の群、H、KをGの正規部分群、Gの整群環〓Gの西側イデアル Δ(G,H)=〓G(H-1)、Δ(G,K)=〓G(K-1)について、 G〓(1+Δ(G,H)Δ(G,K))=[H〓K,H〓K]。 これらの結果を次のように一般化する。 Fを自由群、〓Fの添加イデアルf=〓F(F-1)に含まれる西側イデアル 〓、bについて、 F〓(1+〓b)=[F〓(1+〓〓b)、F〓(1+〓〓b)]。 Gを任意の群、〓Gの添加イデアルΔ(G)に含まれる西側イデアル 〓、bについて、G〓(1+〓)・G〓(1+b)=Gならば、 G〓(1+〓b)=[G〓(1+〓〓b)、G〓(1+〓〓b)]。 この結果によって、次元部分群問題に対して、かなり一般的なことが得られるものと思われる。
|
Research Products
(2 results)
-
[Publications] Osamu,Watanabe: Bull.Aichi Univ.Educ.(Nat.Sci). 38. 21-34 (1989)
-
[Publications] Akio,Noda: Bull.Aichi Univ.Educ.(Nat.Sci). 38. 35-45 (1989)