1988 Fiscal Year Annual Research Report
不斉な場をもつクレフト構造を有する化合物による金属イオン捕捉と不斉合成反応の研究
Project/Area Number |
63540427
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
香月 # 九州大学, 理学部, 助手 (40037271)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 勝 九州大学, 理学部, 教授 (60037140)
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Keywords | 分子認識 / クレフト構造 / クレフト化合物 / 不斉認識 / 〔2、3〕Wittig転位 |
Research Abstract |
今回、不斉な場をもつクレフト構造を有する化合物による金属イオン捕捉と不斉合成反応への応用を目的として化合物1┣D5〜┫5の合成を行った。 化合物1┣D5〜┫5は、不斉エポキシ化反応を鍵反応としてシクロペンテノールより7段階で合成した。 ついで1┣D5〜┫5を用いて、金属イオンの取り込みと各種不斉合成反応を試みたが、いずれも期待した結果は得られなかった。下に一例を示す。
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