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1988 Fiscal Year Annual Research Report

機能ー構造分析に基づいた概念設計支援知識情報処理システムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 63550308
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

片井 修  京都大学, 工学部, 助教授 (50089124)

Keywords概念設計 / 価値工学 / 機能分析 / 説明に基づく学習(EBG) / 知識の学習と獲得
Research Abstract

本年度の研究の結果得られた成果は以下のようにまとめられる。
(1)「機能ー構造分析に基づいた設計物のモデル化」
VE(価値工学)における機能分析(Functional Analysis)の方法を拡張することによって、設計物の目的および機能の成り立ち方(個々の機能の部分機能による構成)を明かにし、さらに各機能が設計物のどの部分構造(構成要素)あるいはその属性によって支えられているかを明示するような、設計物の目的、機能、構造・属性の三つの面からとらえたモデル概念を導入した。
(2)「目的達成のためのプランの知識ベース化」
設計物に与えられた目的に対して、どの様に機能を組み合わせることによってこれが達成されるかに関する知識を、測定器(センサ)を対象として、過去の事例から抜き出す方法について検討した。このための支援システムを、近年人工知能の分野で注目されている、「説明に基づく学習(EBG:Explanation-Based Generalization)」方式を導入することによって、実現した。これは、マッキントッシュII上に論理型言語LPA-Prologを用いて実装化されている。
(3)「物理法則・効果の知識ベース化」
上記機能ー構造関係の把握の際に必要となる物理法則、物理効果に関する知識を一種のフレームシステムとして表現した。
(4)「モデル群の知識ベース化」
類似したモデルにおける機能、構造を抽象化し、それらを1つの一般化モデルの下にまとめ、さらにモデル間に全体一部分、類比などの関係を導入することによってモデル群全体を知識表現形式の1つであるフレームシステムとして有機的に組織化するための基本概念の洗い出しを行っている段階である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 片井修: ICOT-TM(Technical Memorandom). 577. 3・4・1-3・4・22 (1988)

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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