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1988 Fiscal Year Annual Research Report

ヒト腫瘍浸潤リンパ球の自己腫瘍に対する抗腫瘍活性の誘導とその癌治療への応用の研究

Research Project

Project/Area Number 63570599
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

日傳 晶夫  岡山大学, 医学部附属病院, 助手 (60199007)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 上川 康明  岡山大学, 医学部附属病院, 助手 (00152851)
折田 薫三  岡山大学, 医学部, 教授 (20033053)
Keywordsヒト消化器癌 / 腫瘍浸潤リンパ球 / 細胞表面マーカー / 腫瘍細胞障害活性 / リンホカイン産生能 / 活性化リンパ球移入療法
Research Abstract

岡山大学医学部第1外科において手術された消化器癌組織を使用して研究を行った。切除腫瘍組織を細切し、コラゲナーゼ,ヒアルロニダーゼ処理により腫瘍浸潤リンパ球を生細胞として分離採取し得た。その細胞表面マーカーを単クローン抗体を使用したフローサイトメリーで検索したところ、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)には、CD3、CD8、CD4、Leu7、CD16、Leu19、CD25陽性細胞が認められた。その比率は末梢血と比較すると、CD16、Leu19、CD25陽性細胞の比率が高かった。一方、Leu7陽性細胞の比率は低値であった。
TILの腫瘍細胞障害活性を、4時間^<51>Cr遊離試験で測定すると、新鮮TILには全くこれを認めなかった。末梢血リンパ球をリコンビナント、インターロイキン2(rIL-2)と3日間培養すると自己腫瘍を障害するリンホカイン活性化キラー細胞(LAK)が誘導されたが、TILの3日間培養では誘導されなかった。TILからのLAK活性の誘導は可能であり、TILをrIL-2とともに10日から14日間培養することによりLAK活性が誘導された。誘導されたLAK細胞は自己腫瘍障害活性が認められた。現在、rIL-2以外のサイトカイン、即ちガンマ-インターフェロン、腫瘍壊死因子等を添加することにより、その誘導されるキラー活性の増強が起こり得るかどうかを検討中である。末梢血より誘導されるキラー細胞は、TILから誘導されるそれと、その誘導条件が異ることから異る細胞集団に属している可能性が高い。この違いを明らかにするためにはクローン化キラー細胞が必要であり、TIL、末梢血リンパ球に加え、リンパ節リンパ球からのキラー細胞のクローニングを計画している。又、細胞障害活性、細胞表面マーカーの違いを明らかにするだけでなく、リンホカイン産生能の違いをも明らかにし、より有効なリンパ球移入療法による癌治療に資することを計画している。

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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