1988 Fiscal Year Annual Research Report
発癌遺伝子およびホルモンレセプター解析による子宮体癌発生機序に関する研究
Project/Area Number |
63570792
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
新崎 盛雄 琉球大学, 医学部, 助手 (50117561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐久川 政男 琉球大学, 医学部, 助手 (30175369)
佐久本 哲郎 琉球大学, 医学部, 講師 (70175371)
岩政 輝男 琉球大学, 医学部, 教授 (10110842)
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Keywords | 発癌遺伝子 / ホルモンレセプター / 子宮体癌 |
Research Abstract |
1)ヒトOncogene'rus''myc'をEcollにおいてexpantionし、ビオチン化することができた。 2)子宮体癌卵胞中におけるOncogeneの存在はビオチン化RNA DNA2μg/mlの割合で含む標準hybridization溶液中で4〜18時間行いその後アビシン化peroxidaseと反応させ、DNB反応を行い、可視化できた。 3)正常子宮内膜1gを採取し、EIAでE_2receptorを測定したが、ERc値はサイトゾール蛋白1mgあたりの結合部位数として160fmol/mg蛋白程度である。ところが生検で癌組織から採取できる量はかぎられており、測定感度を上昇させる必要があり、現在基質として蛍光物質である3〜4nydoroxy-phenyl propyonic acidを使って基礎的研究をおこなっている。その後oncogeneの存在とE_2receptorの相互関係を明らかにしたい。
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