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1988 Fiscal Year Annual Research Report

モアレトポグラフィーによる矯正治療前後の顔面形態変化と口唇圧の関係について

Research Project

Project/Area Number 63570973
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

岩澤 忠正  日本大学, 松戸歯学部, 教授 (30050016)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 葛西 一貴  日本大学, 松戸歯学部, 講師 (30169396)
Keywords顔面形態変化 / モアレトポグラフィ / 矯正治療変化 / 口唇圧
Research Abstract

矯正治療による歯の移動が、顔面形態とくに口唇部形態にどのように影響を与えたか、またこの形態的変化が及ぼす口腔諸筋の歯に対する影響について、モアレトポグラフィによる三次元解析と圧力センサーによる口唇圧測定により検索することを目的とする。本年度の研究実施計画と実績は次のとおりである。
1.高感度圧力センサーによる口唇圧測定に関する基礎的研究
(1)高感度圧力センサーの校正直線および温度差補正式の完成;生体外での計測では校正直線で十分であるが、圧力センサーの特徴上温度に対して敏感に反応するため、また測定部が口腔ということで開口時と閉口時の温度の変化に対応したデータを得るため、温度差補正式(補正値)を得た。
(2)口唇圧測定装置の作成;当初オムニパックに圧力センサーをうめこむ方式で試みたが、加工性が悪いためオルソドンティックレンジを使うことにした。リード線の誘導を正しく行わないと圧力センサーの浮き上りを生じるため、リード線の誘導装置を考案した。
(3)被験者としてのAngle ClassIanterior cross bite症例の選択;被蓋の改善により顔面形態に変化を生じた。しかし、被蓄改善にかかる治療時間が、その不正の度合により異なり、したがって改善後の口唇材能の順応性が異なるため、治療期間によるグループ分けが必要となってくる。
2.モアレトポグラフィによる口唇部の形態学的解析
被検者の下顔面部のモアレ写真を撮影し、被蓄改善前後の比較を行った。この際、変化量検索の基準は鼻部となるため、成長期の被験者ということを考えると、可及的にすみやかに被蓄が改善したもののみを資料とする必要性がある。
3.セファログラムによる分析;従来当大学で使用している項目とする。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 葛西一貴: 日本矯正歯科学会雑誌. 46. 280-295 (1987)

  • [Publications] 岩澤忠正: 日本矯正歯科学会雑誌. 46. 280-295 (1987)

URL: 

Published: 1990-03-20   Modified: 2016-04-21  

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