1988 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
63602015
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
川上 秀光 東京大学, 工学部, 教授 (20010671)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
四ツ柳 隆夫 東北大学, 工学部, 教授 (00001199)
中村 英夫 東京大学, 工学部, 教授 (10013111)
松尾 友矩 東京大学, 工学部, 教授 (80010784)
二瓶 好正 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10011016)
内藤 正明 国立公害研究所, 総合解析部, 部長 (40101042)
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Keywords | 環境場 / 都市圏 / 環境計画と体系化 / 土地利用 / 都市機能 / 都市構造 / 都市形態 |
Research Abstract |
1.国土地理院土地利用細密情報の利用について。同情報の高度利用を開発することが環境計画自体にとってはもとより、社会的にも重要であるので、首都圏主要部の同情報を入手し、土地利用図の表示および土地利用データの集計を行うシステムをワークステーション上で開発した。 2.都市環境予測・計画支援システムの開発状況 このトータルシステムは、モデリング支援システム、政策策定支援システム、及び国立公害研究所が開発した知識・情報システムからなる。 地域・情報システムには、基礎データと専門家によって想定された知識データがファイルされ、予測に必要な情報が検索できる。知識データは言語で表現された因果関係のシナリオとして命題及び事象の形で蓄積され、環境問題の理解あるいは数量モデル構築の支援を行う。モデリング支援システムは数値データ及び因果関係データから数式モデルと、命題モデルの混在する知識ベース型モデルの構築を支援する。政策策定支援システムは具体的な対象都市(川崎市)に関する各種政策による環境の長期的変動のシミュレーションを行うと同時に、政策提言型研究成果のモデルとして組み込み、政策策定を支援を目指すものである。 3.昭和63年11月環境科学会シンポジウムにおいてN3領域シンポジウムを『大都市湾岸域の開発と環境保全』のテーマで開催した。 4.共同利用可能なデータベース等 環境総合解析データベースをワークステーション上で利用できるようにするためのプログラム変換作業に着手した。用途地域指定データはフォーマットが汎用的であり、様々なプログラムから利用できる。 6.N3小領域報告会ならびに学際シンポジウムの開催 3月11日、12日九州大学において学際シンポジウム『都市のウォーターフロントを考える』と、基礎班を含む全班の報告会を開催する。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 中森義輝: 重点領域研究「人間環境系の変化と制御」 N3「都市圏内における環境計画の体系」 昭和63年度研究成果報告書. G017. (1989)
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[Publications] 中森義輝: システム制御情報学会論文誌. 1. 160-168 (1988)
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[Publications] 中森義輝: 甲南大学紀要(理学編). 35. 47-75 (1988)
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[Publications] Y.Nakamori: AUTOMATICA. 24. inpress (1989)
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[Publications] Y.Nakamori: SYSTEMS SCIENCE AND ENGINEERING International Academic Publishers,Beijing,China. 613-618 (1988)